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出勤前アマチュア無線記事, 30m FT8 F/Hmodeでアフリカ "チャド"局と初交信! (2020/3/14 0:00:55)
とあるサラリーマンが、出勤前の早朝にアマチュア無線を楽しむ記事の続編です。
*
関連記事をリブログ。
最近、アマチュア無線は日に依ってアップダウンが激しいながら
私の様な弱小設備でもアフリカ等海外遠距離局との交信が楽しい。
やはり暦が進む通り、電離層のコンディションも良い方向へと向かっているらしい。
* 補足...電離層について...
地球の上空約150kmから800km程の場所に電波を反射する
"電離層"が有り、皆さんも経験が有ると思うが、AMラジオをアテもなく
夕方から朝方チューニングしていると思いがけない国内遠距離/海外局が入って来る。
短波帯を用いるアマチュア無線も同じく、この電離層の活性の上がり下がりを
判断して適切な周波数/モードを用いて交信するのが醍醐味の一つだ。
一例として、季節では春と秋...小規模局でも海外局と交信が楽しめる。
さて、先日の出勤前アマチュア無線は早朝にシャック(無線室)へ入って
無線機器を立ち上げ、好きな30mバンドを眺めていた。
ふと気づくと、アフリカのチャドから運用している「TT8SN」局が
強力な信号強度でCQを連発していたので早速呼び出しを開始。
イラスト/イラストフィールド
...もうPCの画面に釘付けの自分が居ました。(汗)
* 毎度の運用設備...
IC-7300M 50W & 30mバンド自作フルサイズD.P., JTDX Ver 2.1.0 rc-147
* 交信成立直後のスクリーンショット.
先に書いた様に、TT8SN局は運用を始めて直ぐの状態だったらしく
"CQ"を何回も出している状況、未だこの国を始め世界各国から怒涛の
呼び出しは受けてないらしく、一発ピックアップ&dB交換、締めの「RR73」を
無事受け取って切れ目無くあっという間に交信が成立した。
こうして、アマチュア無線30m FT8初のチャド局との交信は成立...
やはり私の様に弱小設備で出来ると嬉しさもひとしおだ。
* TT8SN局のインフォメーション. https://www.dx-world.net/tt8sn-chad/
フランスのアマチュア無線家が現地に渡って長期間運用している。
中々チャンスがなく今回になった。
* チャド共和国の位置. https://www.worldatlas.com/
中央アフリカに位置する国で、首都はカタカタ表記で「ンジャメナ」。
...唯一"ん"で始まる首都として聞いた事の有る方もいらっしゃるかと思う。
フランス語, アラビア語が公用語らしいが慣習として現地語も多様されるとの事...
我が国からは約12,000kmの距離に位置する。
(補足: 日本時の"マイナス8時間"がチャド現地時...
よって交信成立時間はチャド現地時で23時より少し前頃となる。)
改めて、TT8SN局に交信の御礼をお送りします。
TT8SN, TNX FER NICE QSO, 73!, À la prochaine!!
* 追記...この日夜遅く、オンラインログClublogでも確認が出来た.