エンジニア職のサラリーマンが愛して止まない

アマチュア無線で世界中を旅する記事のシリーズです。

イラスト/イラストフィールド

ちょっとイラストを変えて、イメチェン。(!?)

* 関連記事をリブログしています。

さて、前々より記事にしているアマチュア無線の事...

春は短波帯を反射する「電離層」の活性が上がり私の様な弱小設備でも

思わぬ遠方局と交信出来る季節...ここでおすすめしたいアマチュア無線バンドは

「17m(18MHz)」, 第三級アマチュア無線技士資格でも運用可能なバンドだ。

* 17mバンドプラン.

一番右です...このバンドも100kHzしか幅が無いし、閑散としている事も有るが

一旦コンディションが上がってしまえば中央の"20m"バンド以上に面白い程

海外遠距離局との交信が容易に可能だ。

* 直近の17mバンド, 主に仕事帰りなので日本時間で

夕方遅くから、夜の始めにかけて運用した結果...モードはFT8, FT4.

IC-7300M 50W & 7mH自作モノバンドダイポールアンテナ, JTDX Ver2.1.0 rc-148

JTDXのソフトウェアがアップデートしています。

* JTDX JTDX Ver2.1.0 rc-148の画面...全体的にGUIがMAC(!?)みたい.

以前紹介した記事の公式サイトからダウンロード、特に問題なくセットアップ迄完了。

* 再掲: 自作モノバンドフルサイズ D.P. 群...地上高7m程.

全く大掛かりな設備を使っている訳では無い...こんな簡単な設備で出来ます。

* 先ずはFT8でヨーロッパ各局との交信スクリーンショット.

CQを出し始めて間もなく、ヨーロッパ諸国から呼ばれ/呼び返しの

猛烈なパイルアップを頂き嬉しい悲鳴...

この時は「ボスニア・ヘルツェゴビナ」の局が呼んで頂き一発で交信成立。

* 補足: ヨーロッパ広域地図 https://www.worldatlas.com/

・ 「ボスニア・ヘルツェゴビナ」はここ。

* 続いて爆速が楽しいFT4での交信スクリーンショット.

17mバンドでのFT4モードのダイヤル周波数は「18,104」kHz.

...CQを出してこれまた「ギリシャ」, 「スペイン」と立て続けに呼ばれた!!

イラスト/イラストフィールド

【入れ食いや!!】 ...思わずPCディスプレイに叫ぶ。(汗)

* PSK Reporterでの自局電波の飛び具合.

面白い程、ヨーロッパ方面に電波が良dBで落ちている...

10,000km位は軽く飛んでいる様子が手を取る様に解る。

気づいてみれば、総運用時間1時間程でヨーロッパ各国の20局程と交信が出来た。

今が旬のアマチュア無線 17mバンド、是非面白いのでチャレンジして頂ければ嬉しいです。

今回交信頂きました、ヨーロッパ諸国の各局へ感謝をお送りします。

MANY TNX FER 17m QSO EU REGION...73!

@ 補足...ちょっと話が逸れて, 20m FT4で見慣れぬコールサインの局を発見.

「D1M」...はてプリフィックスが"D1"の割当が有ったか?と

思いつつ呼んでみたら一発ピックアップ!!

交信後...D1M局はどこの国,地域なんだろう...答えが有りました。

"Donetsk People's Republic"/ドネツク人民共和国.

2014年のウクライナ危機で、「独立」宣言したウクライナの地域...

我が国を始め、殆どの国が「国家未承認」している...いやいやこんなケース初めてです。

有る意味、アマチュア無線で世界情勢に詳しくなれる事例かと思う。