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1λ単ループアンテナ再調整 (2020/5/17 16:09:00)
散歩がてら、これまで作ったアンテナの再調整を兼ねて近くの大年寺山公園に出かけています。
昨日、今日と145MHz1λ単ループアンテナ(ガンママッチ)の調整をしました。気難しい印象があり、2度ほど試したのみで使わなくなってしまったアンテナです。ガンママッチとバリコンで調整します。どちらも調整点に印を付けているのですが、ベランダでSWRを測ったところ、ズレが生じていました。
このアンテナに限らず、ケーブルを変えると共振点やSWRが大きく変わってしまうことがあります。製作時点では2.0mの3D2Vを使って調整したのですが、今は3.0mのRG58ケーブルを常用しています。長さの影響なのかケーブルの質の関係なのか、145MMzのどのアンテナとも相性が良いのです。ということで、再調整。ガンママッチの接続点は変更せず、バリコンをほんの少し回してはアナライザーで測定を繰り返し、最良ポイントを探しました。上の方にもう一つ疑似共振点?があり、これが最良なのかどうかはちょっと疑問ですが、一応これで良しとしました。
公園内の場所を変えてJP7IEL局にお相手いただきました。横に倒した状態で垂直偏波となります。J型アンテナとの比較では、方角を合わせた状態でSはほぼ同じ、ブツブツした大粒のノイズが少なく聞きやすい、との印象を持ちました。単ループとはいえ1λのエレメントなのでもう少し利得が感じられても良さそうですが、そうでもないです。むしろ信号自体はJ型アンテナの方が野太い感じを受けました。利得は特段ないものの低ノイズにより変調を浮き上がらせる、そんなアンテナかと。帯鋼エレメントのため120gと軽く、あらためて使ってみて取り回しがとても楽に感じました。三脚とのバランスを考えるとアンテナは軽いに越したことはありません。あとは高さを稼ぐ工夫をすれまた違ってくるような気がしています。
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