無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
アンテナマッチング回路(次世代ICB-770) (2020/5/8 17:13:51)
■確かにその手があった
先日ローカル局が運用しているところを見かけました。仕様リグは以前に技適化したICB-770ベースのリグを使い、天候が悪かった為に東屋の下で運用をしていました。確かにFBな運用スタイル。
ローカル局は以前から天候が悪い時は東屋の下で運用するスタイルで、日々あらゆるところの東屋をgoogleMAPで探しまくっている、所謂「東屋ハンター」です。知ってはいましたが、いざ目の前にしてみると、当初技適化したリグでは想定していなかった”ルーフ以外”で運用し、しかも三脚にラジアルと言う事もしていません。
まぁそれでもある程度飛んでくれていましたので一安心ではありますが・・・。でもベストマッチングとはだいぶ離れた状態であるのは確かです。
■周囲の影響を小さく、そして調整可能に
木製のテーブルと車のルーフ上では、アンテナの入力端から見れば、かなり様相が異なって見えます。
これを常にベストな状態にしようとすると、シズオカDD23局のリグの様にアンテナ・チューナーを入れてしまうのが満点です。
しかし、CBの良いところは「ポンと出して、パッと繋がる」この気楽さ。この手軽さをCLC型アンテナ・チューナーとは違う形で構成出来ないか・・・?
と考えたのが、GAWANT。
今はFT-817等と組み合わせて使われている方が多く、私自身も、それこそ20年以上前から使っている手軽なアンテナ調整回路です。
バリコン一つ、この手軽さならイケるのでは無いかと。(GAWANTとは回路は異なります)
■実験
まずは、ウッドデッキの上で測定してみます。
770よりも少し大きいですが、フレーム代わりのアルミ板がアースになります。その状態でマッチングを取ると・・・。
*VNA校正端面は、アンテナ・チューナー接続するコネクタ端。
当たり前ですが、きれいに落ちます。
これを、ルーフの上に置くと、
思ったほどではありませんでしたが、やはりズレます。
これを少しだけ調整すると、きれいに落ちます。
■という事で
公園のベンチだろうと、芝生の上だろうと、車のルーフだろうと、ラジアル付き三脚上だろうと、 屋根の高さが足りずアンテナが伸ばしきれない東屋下だろうと(笑) etc. どこでもベストマッチングがダイヤル一つでマッチングが取れれば面白いかと。
あとは、想定しうる環境下におけるアンテナインピーダンスデータを集め、調整可能範囲を決めれば良いかと思っています。もちろん同調点確認はLEDインジゲータのお手軽仕様。それでも十分ですし、外観変更も最小限で済みます。
内部に余裕がたっぷりのICB-770だからこそ出来るネタかも知れません。