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【群馬県知事 山本一太が吼える】必然の結果だし、そりゃ腹立つよなあと。 (2020/6/1 7:00:00)
いきなり政治ネタ、しかもリブログで失礼しますね。
群馬県知事の山本一太さんですが、恐らく知事の中でも情報発信という面では断トツで抜きんでいる方だと思います。コロナ対策では国や他自治体の追随ということでちょっと残念ではありますが、この問題に関しては全く同感と言わざるを得ませんね。
隣の板倉町に誘致した、東洋大学のキャンパスが閉鎖、移転が決定したということです。まあ東武鉄道にも駅新設を働きかけたりと県及び板倉町の努力は並々ならぬものがあったのは想像に難くありません。しかし、です。その後のフォローはどうなってたんでしょうね。一太さん(親しみを込めて勝手にそう呼ばせてもらってます)もブログ中の一文でそのことに疑問を呈し怒りをあらわにしています。
大学側から正式に移転の検討を知らされた2018年11月から山本一太が知事に就任するまでの8ヶ月間、何ら有効な対策を打ち出して来なかった県側の対応への疑問と怒り。
え?県は移転検討通知からこの件を放置していたということ?呆れてものが言えません。いや、一太さんは同時に、これまで大学側に付くしてきたことを反古にする乱暴な移転計画も避難してますけど、それだってどうかなって感じです。その点は一太さん、お門違いですと。
移転計画の話が通知されてからの怠慢ぶりも目に余りますが、じゃあその前はどうだったのと。誘致までは確かに至れり尽くせりで大学側に対する配慮をしたんでしょう。用地獲得についても価格等の便宜を図ったでしょうし、学生生活を快適にする環境も整えようとしたんでしょう。ただ誘致されて大学がキャンパス運営を開始した後は一体どんなことをしたんでしょう。釣った魚にエサあげてたんでしょうかね。あげてないからこうなったんじゃないかと。そして、
誘致の際、自治体側の責務と大学側の責務をどこまで詰めて文書化し契約に至ったのか
ってことが疑問にしかならないんですね。そのあたりすっとばして、とにかく大学に来てもらえばいいやっていう考えで、なあなあの内容っていうのもあるんじゃないかと。移転について、契約の段階で縛りを設けてなかったんじゃないのと。だから移転計画とか持ち出して、金食い虫を切り捨てるかのごとく簡単に通知、実行ということになるんじゃないのと。県知事として当然一太さんには責任がある訳だけど、その前に県としての対応、そして役人体質が余りにも酷いという一太さんの怒りはよく理解できる。群馬県一体何やってたのと。
民間企業なら、大口顧客を失えばそれなりの報いを受けることになりますよね。それこそ会社の経営を左右する内容になりかねませんから。じゃあこの件はどうか。確かに大学が撤退するというのは群馬県にとって大きい痛手になります。駅まで新設して気合い入れても、東武鉄道側の信頼を失いかねない事態を結果招くことになってしまいます。でも恐らく、県側は「しゃーないか。」くらいの意識しかなかったのかも。県政のオンブスマンって本当は必要ですが、それぞれの問題に対してとなるとそれも膨大な人員が必要になってきますね。ただただ溜息しか出ません。前知事の大澤さんは一体何やってたのかなあと。