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【本日東武鉄道ダイヤ改正です】館林以北の伊勢崎線普通列車は全て館林発着になります。 (2020/6/6 7:00:00)
以前も似た内容のエントリーを書いたと思いますが、その内容が現実になるということもあり改めて当日のエントリーとして書かせていただきます。
とにかくショックではあります。利用者の立場としては、通勤客でない私は特にデメリットを感じていません。浅草方面にしても特急りょうもう号を利用という前提なら、どうせ館林で一度降りますからね。下り方面にしても、6両編成時代は1時間に1本だったものが2本に増便されてる訳で、逆にメリットの方が大きいとさえ言えます。特に、半蔵門線乗入というのはかなりメリットに感じています。久喜での乗換が必要になりますが、対面のホームで接続列車が待機していますからさほど苦になりません。階段上って別の島に行かなければいけないならまだしもですけどね。そのあたりはちゃんと配慮していただいているようです。
ただ1点、通勤客がちょっと痛手だなと感じるのは、館林以北から浅草方面の直通電車が消滅するので、座ったまま北千住まで行けるという保証が亡くなるってことでしょうね。館林以北直通電車廃止は、当然館林以北の利用者数が少ないことを受けての措置でしょう。館林駅では乗降数が比較的多いこともあって、始発駅で既に座席がある程度埋まっているということも考えられますから、単純に乗り換えてすぐに座れるということもなさそうですね。まあ東武鉄道としては、そうした通勤客自体が少数だという判断で行った措置ということなんでしょうね。
そして、こんな動画が飛び込んできました。
10000系電車というのは、東武鉄道が9000系電車に次いで製造したオールステンレス車ということもあり、登場当時はその外観から相当の真新しさを感じていました。伊勢崎線での運用が開始されたのが昭和59年、私が高校1年の時で、またアマチュア無線を始めた年でもありました。つまりもう36年の月日が経っているということなんですね。相当長い間使っている車輛ということが言えます。それを今、ワンマン2両化して再利用するというのは、まあ当然と言えば当然なのかもしれませんね。
ちなみに、この10000系ワンマン列車は佐野線での運用になるとのことです。今まで運用されていた3両編成の850系は、改めて伊勢崎線館林以北の運用となるとのこと。このところの東武鉄道は、利用者のデメリットを最小限に抑えつつ、合理的な車両運用をしているなという印象を持っていましたが、さすがに館林以北直通列車廃止はショックでしたね。