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feed 【たけのこ農家が竹を売る】時間単価って重要ですよね。 (2020/6/24 7:00:00)

たまたまこんな動画に出くわしました。

 

 

たけのこ農家さんが、副収入として得ている竹炭用竹材の収支を時間で割ってみたという内容になります。なるほど、副業という観点からすると、時間単価を高くすることで、反対に実働時間を減らすという考え方ですね。副業なんですから、時間単価減らしてなんぼってところはありますよね。そこで時間食ってたら余暇や他の作業に回す時間がなくなりますから。

 

加えて感心したのは、本業に関しての影響をしっかり考察しているということです。単に余った時間と余った資源を使って副産品を作っているだけではなく、本業に関してもコストダウンを同時に望めるからこそ、改めて副業の意義があると結論付けています。不要なものとしてみなされてしまうものについて、それを別な形で利用できないか。もちろんそこに無理があってはいけないのですが、そういう視点を持つことも必要だと思います。空き地があるんで太陽光発電で儲ける、なんて話はあり振れていると思いますが、実際に事業化をしている企業の数字とか見てみた方がいいですね。利益バリバリ出してますなんてところはそうそうないでしょう。

 

ちょっと気になった点。上から目線でこうしろああしろと意見してくる方々。コメント欄見ると、竹炭を自社生産しろだとか竹製品の新規商品開発、及び自社ブランド販売しろだとかかなりの無茶ぶりをしてきています。炭焼きの窯にしたって、その設備投資回収するのにどれだけ時間が掛かるのかって考えないのかと。本業の効率化が達成できたのにそれ以上のことを求めて逆に効率落としてどうするのかと。ネットにページ立ち上げて待ってれば売れると思ってるところがかなり厳しいところではありますね。そういう言葉で、真摯に仕事に向き合ってる人々の足を引っ張らないでほしいと切に願います。

 

いやね、実例をこの目で見てるから言うんですよ、こんなことを。隣の足利にあった、生クリームがとにかく繊細で絶妙だったケーキ屋さん。借家から店舗オーナーになって、さらにはシェフを招いて別場所にレストランを開店。ただ、やがてレストランの経営がうまくいかず閉店。それに追い打ちをかけるようにケーキ屋自体の売り上げが落ちて閉店。今は雑居ビル1Fのスペースでクレープ屋さんを細々とやってます。資金がなくてケーキに戻れないんでしょうね。腕はいいのにと思うのですが、多角経営は思いのほかリスクを背負います。少なくとも私は、このたけのこ農家さんに危な過ぎる橋を渡って欲しくないという思いが強いです。


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