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”過去最低点だった娘のテスト” 点数上げたいなら上げたいなりの方法ってもんがあります。 (2020/7/16 10:00:00)
昨日のおすすめブログにこんなのが出てきました。
日菜あこさんという方、大変申し訳ありませんが存じておりません。恐らく私の疎い分野で有名な方なんでしょうね。例えば服装・ファッション関係とか。私ほど服装に無頓着なオヤジも珍しいでしょうし。服装に謝れと言われんばかりの失礼さですからね。(笑)
さて本題ですが、お嬢様の数学の点数が悪かったとのこと。じゃあ塾だというのはちょっと早計ではないかと。塾に行く前にまだまだ頼るところはありますし、お金も時間も節約できますよ。そうです。
学校の先生に質問する
んですよ。学校にいる訳ですから、先生の空いている時間を少し貰ってそれこそ「ただで教えてもらう」んです。でもですね、学校の先生だろうが塾の講師だろうが、相手がどれほど教えることに優れていてもこの問題点が解決できていないと先に進めません。それは、
理解していない内容をしっかり把握しているか否か
です。要は、自分自身で分からないところがどこで、なぜ理解できないのかということを自分で自覚しているかどうか、ということです。よくある話なんですが、質問しようにも質問する内容がわかっていないんですね。だから質問すらできない。わからないところがわからないので、わかろうとする努力すら取り掛かれない。これこそ深刻な問題です。
ではどうするか。恥を忍んでこういう質問をまず学校の先生にすべきです。
私はなぜこんな点数を取ってしまったんでしょうか。
シンプルな質問ですね。ここで、「お前が勉強しなかったからだろうが。」などという糞みたいな返答をするようなら、その教員に質問することは今後一切避けましょう。今後、どのような場面においても、生徒に責任転嫁するような教員は糞であり続けますし、一切役に立ちません。これこそ税金泥棒(公務員の場合ですけどね)そのものです。きちんとそのあたり対応できる先生は、テストの得点内容からしっかりと分析してくれるはずです。そもそも教員が作問した訳ですから、出題意図は一番よくわかっているはずですし、だからこそ得点できない理由もわかるはずなんです。もう一度言いますね。「お前が勉強しなかったからだろう。」という糞みたいな返答をする教員は軽蔑こそしても、絶対に頼ってはいけません。全く役に立ちませんから。
理想としては、家庭内でこの質疑応答が完結していることなんですけどね。なかなか現実としては難しいところでしょう。勉強しろ勉強しろと言っている親御さんほど、実は勉強が嫌いで同じことを親御さんから言われ続けていた方なんてこともなくはないでしょうし。だったら出来るだけ費用がかからないものを、それこそ有効活用するにはどうしたらいいか、とりあえず考えてみてはいかがですか。テストの場合は学校の先生ということになりますが、これ他のケースにもいろいろ応用できますよね。柔軟な発想で最適の解決策を見つける。そういった言わば「生きる術」を教えるのも、保護者の務めだと思いますがどうでしょうか。
あまりよくない例えでしょうが、私にとっては共通一次試験の数学Ⅰで満点を取れるほどにまでなった例なので是非ご紹介させていただきます。これは高校の話なんですが、一応県内では進学校として名が通っている学校です。何とか合格できたはいいものの、初めての数学のテストで0点を取ってしまいました。今までそれこそ100点に近い点数を取るほど得意だったものが、いきなり0点ですから。ショック受けましたよ。でもそこはさすがだなと思ったのは、0点を取ることで逆に恐怖心を取り除くということをしてたんですね。だって周り中が0点だらけでしたから。それこそ中学時代は学年トップクラスだったはず。それが同じように0点食らって凹んでる訳です。そこに数学担当の先生方が登場です。成績不振者に対して、早朝の補習授業を行うんですね。プリント教材もすべて自前ですよ。なぜ点数が取れなかったのか自分で解決できるような内容でしたから、知らずと弱点克服が出来てたんですね。加えて途中から進行中の授業内容に変わってきますので、授業の予習復習にもなるというとてもよくできたものでした。ですから、成績不振でも何でもない生徒まで自主的に参加するようになりました。そりゃそうですよね。塾に通うカネがあったら他に回せますし、ちょっと早く学校に行く手間さえ惜しまなければ、放課後はそれこそ自由に使えるんですから。元々数学の教育については定評のある学校だったんですが、おかげさまで数学は得意科目になりました。企画力のある教員は、それこそアホの更生など楽々やってのけます。そう、私もアホの一人でしたから。
保護者の方に置かれましては、まず学校の教員が「信頼するに値するか否か」をしっかり見極めていただくのがよろしいかと思います。それでダメなら塾。学校外部の教育機関にお願いするということになりますね。