ホーム >> 無線ブログ集 >> 【怒ってますね】教員は「服装の乱れは心の乱れ」を信じて止みません。

無線ブログ集

  メイン  |  簡易ヘッドライン  

link ()

feed 【怒ってますね】教員は「服装の乱れは心の乱れ」を信じて止みません。 (2020/7/17 7:00:00)

一昨日になるんですが、こんなツイに出くわしました。

 

【緊急投稿】#ツーブロック禁止 に物申す!! 怒りがほとばしっております!!

 

なので、折角ですから動画も拝見しました。なるほど。ごもっともですね。元中にいた立場からも申し上げますが、

 

あんた頭おかしいぞ

 

っていう教員結構いましたよ。なぜこんなことになったのか。残念ながら乙武さんは仰りませんでしたが、これは教育現場において存在するある概念が問題なんです。それはタイトルにも書きましたけど、

 

服装の乱れは心の乱れ

 

ってやつです。要は、服装が乱れてきたら心も乱れてるんで、生徒指導上注意しなければならないということなんですが、私はこの考え方に違和感ずっと持ってたんですね。いや、向きが逆じゃないかと。心が乱れたら服装に乱れが出て来る訳だけれども、ならば原因である心の乱れに対処しなきゃダメじゃないのと。まあそんなのは異端そのものですから、周りからさんざん言われる訳です。もう面倒なんであまり口出ししないようにしましたけど。バカを相手にしても埒開きませんから。

 

もっとも、乙武さんが怒りを覚えているツーブロックという髪型についてですけど、天皇陛下もそうじゃないかという反論まで出てくるほど、世間的には受け入れられている髪型であると言えると思いますね。だって陛下がそうなんですから。畏れ多くも陛下に何を申すのかと、不敬を正されてしかるべき内容です。教育現場からそれなんですかというのは、余りにも恥ずかしくないですかと先生方には問いたいですね。

 

私が感じるのは、指導において合理性が全く感じられないということ。よく「高校生らしくない」とありますが、その高校生らしさとは具体的に何なのか、またそれが本当に「高校生らしさ」として受け入れられているのかアンケートでも取って確認したのか、明らかにしないまま押し付けをする訳です。しかも、本来なら精神的な部分に焦点を当てて話をすることで、以前から急激に変わってしまった態度やら服装やらをまた元に戻してやることが教員の職務であるはずなのに、前述の通り方向が逆なので頓珍漢なことこの上なくなってしまいます。もうそろそろ、教員免許だけ持っている人材に生徒指導をまかせっきりにすることは終わりにした方がいいんじゃないかとさえ思っています。

 

部活動の顧問をさせられたり、授業研究で残業せざるを得なくなったりと大変なのはわかりますが、ちょっと業務を詰め込み過ぎてるきらいがありますね。警察の学校介入という広い視野も含めて、もう少し教員の職務を細分化して専門性に特化してもいいんじゃないかとさえ思います。生徒指導には、それなりに裏付けのある人材を充てるべきですし、そうした人材から各教員に対して生徒への対応を終始徹底してもらうのが筋ではないかと。

 

結論としてかなり乱暴なことを書いてしまいますが、こうした理不尽さをどんどん司法の場で争ってみるのはどうでしょうと。出るところに出て、判断する人に判断してもらうのがいいんじゃないかとさえ思いますよ。それが法治国家でしょうから。その考え方に沿わないことが学校内で行われているなら、それを正すべきだと思いますし、本来はそういったものは学校の自浄作用で行われるべきと考えますが、実際そんな可能性はほとんどないとなれば、かなりの荒技を使わざるを得なくなるのは致し方ないかと思います。


execution time : 0.026 sec
サイト内検索

メインメニュー

ログイン
ユーザ名:

パスワード:



パスワード紛失


オンライン状況
107 人のユーザが現在オンラインです。 (101 人のユーザが 無線ブログ集 を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 107

もっと...