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【栄屋乳業さんの圧倒的勝利】あくまでもすいかという果物の再現度という話ですから誤解なきよう (2020/7/21 10:00:00)
いや、前から気になってたんでやりました。すいかアイス食べ比べ。昨日のエントリーをお読みいただいた方は、既にセブンイレブンのすいかバーを食べていることはご存じのことと思います。セブンイレブンですからね。そりゃ期待が大きすぎるほどでしたよ。でもその期待を全く裏切らなかったのも凄いところ。いや、すごいのはセブンじゃなくて、製造元の栄屋乳業さんなんですけどね。恐らく、フルーツ系のアイスでは太刀打ちできるメーカーさんいないんじゃないかと。赤城乳業さんでさえ、果物系は結構苦戦しているようです。私はガツンとミカン好きなんですけどね。一応フォローしておきます。北関東の雄、素晴らしいメーカーさんには違いありませんので。
おっと前置きが長くなりました。ということで早速開封。
すみません。先走って噛んじゃいました。断面はこんな感じ。
恐らく色素はクチナシを使ってるんでしょうが、そのあたりは栄屋産業さんも同じなんでしょうね。果汁だけじゃここまでの色は出ませんから。で実食ですが、やはりという感じでした。ロッテさんのすいかバーは、すいかというよりアイスという意味合いの方が強いと思いました。タネを模したチョコレート粒、そしてアイス自体は酸味が程よく聞いたさっぱり味。すいかのあのきゅうりみたいな香りはほとんど感じられませんでした。恐らくですが、あのアルデヒド臭は好き嫌いがかなり別れるんでしょう。安全パイを取って、味を纏めてきたなというのが率直な思いです。
セブンのやつはそれとは真逆ですね。すいかという果物を何とか氷の状態で味も再現したい、その思いがひしひしと伝わってくる一品でした。あの青臭いアルデヒド臭もしっかり再現されていて、すいかが好きな人はたまらないものとなったはずです。ただ、前述の通り、アイスというよりすいかそのものなので、違和感を感じる人は感じるんだろうなと。
今まで、すいかアイスというものはマイナーの域でくすぶってたんですね。すいかという果物をアイスで再現するだけでは販売に繋がらなかったんでしょうから。でも果物としてすいかは人気がある。どうやって接点を設ければいいか。ロッテはまとまったアイスとしての味を求め、セブンはすいかという果物そのものの美味しさを、自らの販売力で世に訴えようとした。私は後者を支持しますが、さて皆さんはいかがでしょうか。是非食べ比べてみて下さい。