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feed 中面白山 (2020/7/24 17:16:57)


 梅雨の中休み、久しぶりに晴天が期待できそうということで、早起きして出かけてみました。ひと月ぶりの登山。 仙山線の始発に乗り、午前7時過ぎに面白山高原駅着。今日は沢コースで長左衛門平から中面白山をめざすことにしました。QTHや山形県山形市。隣の北面白山と違い、ただの通過点という感じで山頂らしい雰囲気はありません。その分、人に会うことも少なく気に入っています。






中面白山


 紅葉川の源頭に向け、幾度も沢を渡渉しながら高度を上げていくと、いつしか沢音も聞こえなくなり、小広くひらけた長左衛門平に到着。駅から1時間30分。ここから右に3つほど小ピークを越えると南面白山に至ります。今日は左の北面白山方向へ。ここからが本当の登りとなり、急こう配を直登すること約40分で中面白山山頂着。標高1223m。なんといっても目の前の大東岳が圧巻で、ここから眺める北斜面は深い森が広がるのみ。人工物は何もありません。


大東岳

南面白山方向

中面白山山頂(上下)



 誰もいない山頂の隅にアンテナを設置し、しばしの無線運用。

 <本日の装備>
リグ FTM-10S(145MHzで運用 8W)
アンテナ J型アンテナ
バッテリー リチウム電池18650




 1時間ほど、混信により何度か周波数を変更しながら岩手、山形、宮城、福島、新潟各県の15局に交信いただきました。0エリアは長岡市、小千谷市。小千谷市は城山移動局。標高300m程から1Wとのこと。細々としてノイズまじりの厳しい信号でしたが次第に安定し、53-52でレポート交換。帰宅後、カシミールで確認したところ、飯豊連峰の大日岳や御西岳をまともに挟んでの位置関係とわかりました。反射なのか、あるいは回折なのか、山岳の伝搬は面白いです。距離約190km。本日の最遠方交信でした。




 そうこうしている内に、大東岳、南面白山の山頂部がみるみるガスに覆われてきました。遠くに見えていた熊野岳もガスの中。北面白山まで足を伸ばすこともなく、急ぎ撤収し、元来た道を下山しました


 この一帯は地味な山が連なる上に森も谷も深く、どちらかというとキツい、危険な山域と言えるかもしれません。その分、静かに山に浸れるのが良いところかと。 面白山高原駅を基点に今シーズン、しばし通ってみるつもりです。





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