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feed 50MHz用3エレ八木-再調整 (2020/7/21 2:39:53)
肝心のコンテストが終ってしまいましたが、8月に入ればペルセウス座流星群もやってきます。

今日は暑かったですが、この晴れ間は続かないとの事、昼からアンテナの調整に出かけました。

バランと給電部はこんな感じです。


ブームから浮かすため、5mm厚のポリカーボネート板をCNCで切り欠きました。
大きいコアはFT240-61です。
無理してW1JR巻で巻き数を稼ぐ必要は無いようです。
左側の小さいコアはT80-10です。
コンデンサで共振させて、同軸の外被に流れる電流を阻止してみようという算段です。

ケースは流用のため、穴がずれています。
こうして見ると如何にもバランスが悪いですね。
空け直した方が良さそうです。

エレメントは軽くサンドペーパーで磨いたのですが、テナコートが無かったのでペンキを塗っておきました。
ネジは短かいし、ドリルは忘れるし、困ったものです。hi
ブームはオリジナル一部(2M)です。
ブーム取り付け用のブラケットの影響か、共振点は少し下がりました。

ざっとSWRを合わせたら、FB比の調整です。
FB比の調整は、自宅からFT4でCQを出し、FT-817で受信し、SNを比較します。
スマホからリモートで操作していますが、今回はIC-7100だったので、
トランシーバとWSJT-Xのレベルを絞り切り、サウンドカードの目盛はかろうじて1つという設定です。
自宅アンテナとの距離は、ちょうど300M位です。
間にある木造の建物が陰になり、残念ながらここからは見えません。


きれいに除草されてました

自動で画面をキャプチャしていたつもりだったのですが、ソフトを起動していなかったようです。
どれも光って見難い写真でずか、要所でスナップを撮ってありました。

調整中のウオーターフォール(WF)です。


真ん中の送信中、アンテナを廻したので途中から薄くなっています。
WFの下の信号が +11dB。途中で薄くなったのが +9dB。一番上が -15dBです。

この時の、解読の様子です。

最終的に、フロント +12dB。サイド +9dB。バック -17dB。斜め後方 -19dBという値になりました。
AGCやソフトのエラー修正機能が加味されているため、アンテナの特性とは異なります。

それでも、+12dBのFT4信号が、アンテナを廻すとスーッと消えて解読できなくなるのは、ビームアンテナの醍醐味です。

なお、撤収直前のSWRはこんな感じでした。


50から51MHzは実用範囲に入っています。
前回の、塩ビ管ブームと比べると、少しブロードになった様な気がします。

忘れ物の極めつけは、メジャーでした。
たまたまスーパーのレシートがあったので、実物の長さメモして、戻ってから測りました。 hi hi

ところで、FB比優先でシミュレーションしたことに質問を貰いました。

ゲインが最大になるように最適化しても、せいぜい13dB位。FB比は10dB程度に低下します。

一方、FB比優先である程度バランスをとって最適化すると、ゲイン 12dB。FB比 24dBという答えが得られます。

刻々とコンデションが変化する中、多分1dBのゲイン差は実感できないと思います。
FB比が大きいのはノイズや混信回避の点でも有利ですし、何よりも、使っていて楽しいです。





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