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feed 29MHz FM トランシーバーの製作 その6 (2020/4/20 18:44:10)
その6です。

1Wを超えるエリアは正確なパワー計が無いので測定できませんでしたが、10W対応の10dBATTを製作して測定したところ、これも振り切れ、100W対応ダミーロード+SWR計で測定したところ25Wと出ました。
10mW入力で2W出力の設計だったのですが、入力を測定したところ70mWと大き過ぎたようです。
リニアアンプなので、ドライブ電流を下げてみましたが、少ししか変わらず。
2SC2092のPcは12Wなので完全に許容範囲を超えています。
入力を下げて、ドライバーのゲインも下げるべきではありますが、意外とドライバーのゲインがあるのでC級アンプでテストしたところ、出力3Wといい感じになったので、とりあえずこの回路に決定しました。

ファイナルのUPです。ドライバーはオリジナルのママです。


ケースに戻して、配線し直しました。
穴あけはサボリましたが、スピーカーを貼り付けました。


ちなみに10Wから1WにするATTの抵抗の耐電力は? 計算が面倒そうですね。

パイ型のATTとして入力側の50Ω10Wの抵抗の電圧は22.4v、出力側の50Ω1Wの抵抗の電圧は7.14v。
これはP=IE=ExE/R=E^2/Rで計算できます。
入力側でGndで落ちている抵抗には22.4v、中間の抵抗にかかる電圧は22.4-7.1v、出力側でGndで落ちている抵抗には7.1v。
抵抗値は既知なので、消費電力が求まります。計算すると入力側から約5W、3W、1Wでした。
消費電力から適当な余裕をもたせて耐電力を決めますが、測定時間が短ければギリギリでもいいでしょう。
速算するなら、「最低でも(10-1)/2=4.5Wの抵抗で構成すべし」ということになります。

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