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feed ダイヤモンドアンテナさんのイチオシ (2020/8/2 21:19:42)

先日の、八王子市の片倉つどいの森公園のイベント、展示ブースのダイヤモンドアンテナさんのイチオシアンテナは、
HFV-5 でした。
最近はベランダに簡単に設置できて交信できるHFのアンテナについて、特にモービルホイップの設置について問い合わせが多いそうです。
ベランダにホイップ、一発で簡単によく飛ぶ状態になる人も居れば、全然SWRが下がらないとか、取り付ける方法が見つからないとか、ダメダメな人まで千差万別。
そこで、ダイポールの片側を適当なところに設置する不安定なホイップではなくて、最初から安定したダイポールを設置しちゃえ、と言うわけです。
バランス取れてますから、アンテナの周囲の空間さえ確保できれば間違いのないアンテナなのです。

世にある1/4λのアンテナは、バーチカルにせよホイップにせよグランドプレーンにせよ、ダイポールの片側を(立てて)使っているアンテナです。
で、残り半分はどこに?。はい、地面、ボディ(カウンターポイズ)、ラジアルなどの代替品に映る自らの姿が残り半分の仕事をします。
エレメントではないものがエレメントに化けるのですが、鏡面効果と言って、あたかも残り半分がそこに写っているような感じになって動作します。

鏡面が理想的なピッカピカ(実際にピカピカかどうかではなくて、まるで自分がそのまま写っているかのような鏡面効果が発揮されるかどうかです)ならダイポールと遜色ないのでしょうが、まずピッカピカの鏡面相当には動作しませんから、曇った鏡、鏡とは言えないようなボケボケの鏡面だったりするわけです。
だからエレメントの1/4λのほうも存分に働くことが出来ません。
いつでもアース側の状況に左右される、不安定なアンテナなのです。

でも、ダイポールならそんな心配は要りません。鏡面どころか、双子がそこに居るのですから。鏡なんて要らない。
フルに性能を発揮します。双子で電波を送受信するので計算上は同じゲインですが、1/4λのアンテナよりもよく聞こえ、よく飛びます。

これ、買って、使ってみれば、まずは使えますよ、と言うわけです。
超短縮アンテナななので帯域は狭いですが、調整可能ですし、バンドのどこかに一箇所落ちていればあとはチューナーでカバーすれば問題なく使えます。
おすすめするのも納得だなぁと思いました。

以外に軽いんです。1.8kgかな。お値段は4万くらいでしょうかねぇ。
ちょっと張りますね。
興味のある方は買ってみてください。

 

まずは自分で電線でダイポール作ってみるのがおすすめです。1000円以内で作れるでしょう。
自分でコイル巻けば短く出来ますし、どれだけ巻いたらどのくらい周波数が変わるかは実験していけばいいんです。
ベランダアンテナ、その前にダイポールを作ってアンテナを体験する、が成功の秘訣かも。


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