無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
MS(流星散乱)通信に期待! 8月12日夜から13日明け方は「ペルセウス座流星群」のピーク--8月9日(日)~8月15日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2020/8/16 9:30:24)
先週のアクセスランキング1位は、2020年8月12日(水)の夜から13日(木)の明け方にかけて、「ペルセウス座流星群」がピークを迎え、流星散乱によるVHF帯での遠距離通信やFM放送のDX受信が楽しめるチャンスだという話題。「流星散乱通信」は「流星バースト通信」とも呼ばれ、流星が大気圏に突入して発光した際、周辺の大気が一時的に「電離層」のような高密度の電子層を形成。これがVHF帯の電波を反射(散乱)させて通信ができることを利用したものだ。遠距離(1,000km前後離れた地点)に位置するFMラジオ局(90~100MHzの中波ラジオ局のFM補完放送がおすすめ)の周波数をモニターしてみると、流星に合わせて信号が一瞬聞こえてくることがある。
ペルセウス座流星群 (2018年撮影:玄太氏)
続く2位は「<超小型で2電源方式、1.9~50MHz帯をカバー>アイコム、IC-705用のコンパクト・アンテナチューナー『AH-705』を開発中」。アイコム株式会社が、人気のHF~430MHz帯オールモードポータブル機「IC-705」に対応したコンパクト・アンテナチューナー「AH-705」を開発していることが判明した。同社の海外向け資料によると、マルチバッグLC-192にもマッチした超小型サイズ(防塵・防滴設計)で、1.9~50MHz帯をカバー、内蔵アルカリ電池とDC13.8Vの2電源に対応した省エネ設計と告知。価格は未定、2020年中の発売開始を目標に開発しているという。なお、「本製品はまだコンセプト段階のため製品画像はイメージです。記載されているすべての機能、外観およびコネクタ、スイッチなどの仕様は予告なく変更されることがあります」という注意が公表された資料に記載されている。
アイコムが開発中のIC-705用コンパクト・アンテナチューナー「AH-705」(コンセプトモデルのため、デザインや仕様は今後変更されることがある)
3位は、2020年8月12日にアイコム株式会社が表取締役の播磨正隆氏(JL3KLL)が病気療養のため代表取締役および取締役を辞任し、同社創業者で代表取締役会長の井上徳造氏(JA3FA)が代表取締役会長兼社長に就任すると発表した情報だ。1954(昭和29)年4月に井上電機製作所を創業した井上徳造氏は、1964(昭和39)年7月に株式会社井上電機製作所を設立し代表取締役社長に就任。2006(平成18)年6月に代表取締役会長へ就くまで42年間、現在の株式会社アイコムの創業者であり、社長としてアマチュア無線界をけん引してきた。その間、1978(昭和53)年には商号を株式会社井上電機製作所からアイコム株式会社に変更。そして今回、14年ぶりに同社の代表取締役会長兼社長として、改めて大役を担うこととなった。
ギガラボハムクラブ(JL3ZKK)の記念運用を行う井上会長
※タイトルをクリックすると該当記事にジャンプします。
1)MS(流星散乱)通信体験のチャンス! 8月12日(水)夜から13日(木)明け方は「ペルセウス座流星群」のピーク
2)<超小型で2電源方式、1.9~50MHz帯をカバー>アイコム、IC-705用のコンパクト・アンテナチューナー「AH-705」を開発中
3)<井上徳造氏(JA3FA)が会長兼社長に>アイコム、代表取締役の異動を発表
4)<大阪府堺市堺区の繁華街で取り締まり>近畿総合通信局、免許を受けずに飲食店などの客引き連絡用にアマチュア無線機を使用していた2名を告発
5)<WDXCページは閉鎖>八重洲無線、HFトランシーバーの保証期間を「3年間」に延長
6)<特集は「ハムのアプリ活用術」、別冊付録は「永久保存版 1980年代のCQ ham radio」>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2020年9月号を刊行
7)<大型カラー液晶、受信機能強化、USB充電などを実現>アイコム、144/430MHz帯のD-STARハンディ機「ID-52」を発表
8)<817シリーズ使用者との交信を楽しむ>8月15日(土)9時から18日(火)21時まで「第2回 FT-817(ND)、FT-818NDユーザーQSOパーティ」開催
9)<20局交信で特製グッズ贈呈 >JARD、8月15日(土)から30日(日)まで一般局も参加できる「HAMtte交信パーティー2020 夏」を開催
10)<徹底解説「FTDX101MPで作るリモート環境」「JTAlert活用設定ガイド」>CQ出版社が「別冊CQ ham radio QEX Japan No.36」を刊行