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160m用 マグネチック・ループ・アンテナもどき - 再挑戦 (2020/8/20 10:39:02)
FT240-61ローディングで完敗したマグネチック・ループもどきですが、
その後6.4mと少し長いアンドリューの同軸があったので引っ張り出しました。
680pFのコンデンサと数ターンのコイルを追加したところ、ほぼ所望の周波数に同調しました。
同調点はコイルのビッチで微調整
さて問題は、このマイカコンデンサで何Wまで耐えられるか?です。
そろり、そろり出力を上げて行くと、1Wを超えたあたりからゆっくりとSWRが上がり始めました。
残念ながら、FT8での1W 15秒送信には耐えられませんでした。
FT240-61ローディングの10mWよりは少したくましくなりましたが、せいぜい100~200mWが限界のようです。
電圧よりも、電流の増加で温度が上がり容量がずれていくような感じです。
7日の夕方 8日の早朝
、JA2HMDさんが強力に入感していたので、無謀にもこの状態で呼んでみたところ・・・
OMの受信能力に助けられて、73まで進むことができました。MNY TNX!
WSPR用に設定していたせいか、自分のメッセージが見えませんね。hi
さて、こうなると虚仮の一念で深入りしてしまいます。
某オークションで「村田の39pF 3kV耐圧のセラミックコンデンサ、一袋500個入り」といううのを見つけて飛びつきました。
それをパラにして置き換えたのがこれです。
やっとのことで、WSPRの2分間送信を2Wで完走できるようになりました。
もっとも最後はSWRが3くらいになりますが。hi
この状態で2~3日、160mのWSPRを運用してみました。
耳が良い局との国内QSOは、何とかなりそうです。が、せめて5Wくらいまでは体力を上げたいところです。
高周波の電力用コンデンサは難しいですね。
コンデンサ探しの始まりです。