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<主に東日本大震災の復興工事車両か>河北新報、「アマチュア無線の不適切利用、被災地で横行 禁止された周波数使用」と報道 (2020/8/20 12:05:54)
宮城県の県紙「河北新報」のインターネット版「河北新報ONLINE
NEWS」は2020年8月18日に「アマ無線の不適切利用、被災地で横行 復興工事車両か
禁止された周波数使用」と題した記事を掲載した。「東日本大震災の復旧工事現場でアマチュア無線の不適切な利用が横行している」という読者からの連絡をきっかけに記者が取材を進めていくと、アマチュア無線バンド内の不法局の実態や、災害時の非常通信の妨げにもなり得る状況が判明。復興工事車両の運転手たちと思われる会話、コールサインを一切言わない通話、バンドプランを逸脱して交信を行う行為が次々と明らかになった。総務省東北総合通信局や一般社団法人
日本アマチュア無線連盟(JARL)宮城県支部の佐藤支部長へのインタビューなどを含め詳しくリポートしている。
※記事下の関連リンクから確認できますが、記事の公開期間が短いので早めの確認をおすすめします。
記事によると、交信内容に宮城県気仙沼市における復興工事名などが頻繁に登場することから、主に東日本大震災の復興工事で行き交う車両の運転手たちによる電波法違反行為が目立つようだと伝えている。
河北新報の記者は7月中旬の土曜日15時過ぎに、不法局と思われる交信をキャッチ。運転中とみられる会話が聞こえてきたという。約30分の間に次々と交信を確認できたが、すべてが自局コールサインを発せず、一部は禁止された周波数を使用。いずれも電波法が定めた運用に違反する行為と伝えている。
総務省東北総合通信局の堂下監視課長はこの状況を把握したうえで、「工事の受発注者双方に法令順守を促したい」と語っている。
2011年3月11日に発生した東日本大震災のときには、警察・消防無線をはじめ携帯電話など公共性の高い通信網が大きな被害を受けた中で、アマチュア無線の非常通信が活躍したことも紹介。「違反行為が続けば有事の際に混信の恐れや支障が出かねない」とアマチュア無線家の意見も掲載している。
詳しくは、下記の関連リンクから写真付きの河北新報の記事で確認してほしい。
↓この記事もチェック!
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●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・アマ無線の不適切利用、被災地で横行 復興工事車両か 禁止された周波数使用(河北新報ONLINE NEWS)
・宮城県 復興の進捗状況
・一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)宮城県支部