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<1969年から発行、51年の歴史に幕>「よみうりアワード(「世界1万局」と「全日本1万局」)」の受け付け2020年末で終了 (2020/9/4 12:25:51)
数ある国内アワードの中でも、難易度が高いことで有名な読売新聞社が1969(昭和44)年から発行している「よみうりアワード」。WAJA(全都道府県交信)12組を含む国内1万局からのQSLカードが必要な「全日本10,000局よみうりアワード」と、200エンティティ-、ITUゾーン70、6大陸や南極からのQSLカードを含む海外1万局のQSLカードが必要な「世界10,000局よみうりアワード」の2種類あり、いずれも完成には長期のアクティビティーが要求される究極のアワードと言っていいだろう。アワードハンター憧れのアワードの1つだが、2020年9月1日に「よみうりアワード終了のお知らせ」というタイトルで、「読売新聞社で発行している『よみうりアワード』は、2020年(令和2年)末を もって申請受付を締め切り、発行を終了させていただくことになりました」との案内が同アワードのWebサイトに掲載された。
よみうりアワードの賞状など(読売システックWebサイトから)
読売新聞社アワード事務局が発表した「よみうりアワード終了のお知らせ」は以下のとおり。
【よみうりアワード終了のお知らせ】
読売新聞社で発行している「よみうりアワード」は、2020年(令和2年)末を もって申請受付を締め切り、発行を終了させていただくことになりました。
アマチュア無線は人種、国境、思想を超えて人と人との心のきずなを結び、文 化の交流、科学技術の発展に大きく貢献しています。読売新聞社は、このような アマチュア無線家の活動に敬意を表し、その健全な発展を促すことを目的として、 1969年(昭和44年)1月に「よみうりアワード」を制定しました。 以来、本賞と副賞を含め、延べ2600人を超える方から申請をいただき、本賞で ある「世界1万局よみうりアワード」と「全日本1万局よみうりアワード」の表彰 者は、延べ551人を数えております。 ただ、制定から半世紀を超え、アワード制定の目的であるアマチュア無線の発展 に 一定の役割を果たしたものと判断し、終了を決定しました 。
今後の申請につきましては、郵送により、2020年(令和2年)12月31日消印分 まで受け付けて審査し、表彰状等を発行いたします。申請準備中の皆様には、締切期日までに申請をお願いいたします。長年にわたり、「よみうりアワード」をご愛顧いただき、ありがとうございました。ご不明な点がございましたら、当事務局まで郵便にてお問い合わせください。
読売新聞社アワード事務局
「よみうりアワードは、2020年(令和2年)末をもって申請受付を締め切り、発行を終了させていただくことになりました」との案内が記載された「よみうりアワード規定書(2020年9月1日版)」
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「世界一万局よみうりアワード」「全日本一万局よみうりアワード」の授賞式を各地で開催
●関連リンク:
・よみうりアワード【よみうりアワード終了のお知らせ】
・よみうりアワード規定書(PDF形式)
・よみうりアワード規定書補則