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feed IC-R72 修理 (2020/9/13 20:39:33)
IC-R72 の修理です。
中波帯で、xx放送は受信出来るが△△放送は受信出来ないとの事。

ん?

SGから信号を入れて見ると
1,400KHzは受信出来ています。



1,300KHzは受信出来ていません。



あ、そういう事ね。
分解してPLLユニットの動作確認。
電源ユニットを外すと



PLLユニットが出てきます。


この基板の各所を調整をして一件落着。

時計用とメモリーバックアップ用の電池の電圧を確認。
時計用は空っぽでしたが、メモリーバックアップ用は3V以上ありますので
大丈夫と思いましたが、念のため確認と思い外すと、ヤバッ!



ソケット回りをクリーニングして交換しました。


メインダイヤルのラバーが汚れていましたのでクリーニングし、真っ黒に仕上げました。



ケースを元に戻そうとネジを入れますが、1か所だけネジ穴が合っていません。
ネジを斜めに入れてしまったのか?
タップを切りなおしておきました。



これでスムーズネジを回せるようになりました。

1週間ほど、ローカルの中波放送を聞いておりました。夜になると遠方も聞こえてくるので
ダイヤルをグルグル。小学生の頃のBCLを思い出しました。
クーガー2200やスカイセンサー5900などは買ってもらえる訳もなく、3バンドラジカセで聞いていました。
15cm程度のスケールの中で分割されていない3MHzから25MHzなんて、ダイヤルに触れただけで周波数が
変わるようなラジカセでやっとの思いでバチカン放送の日本語放送をとらえた時は
次の放送までラジオを移動させる事無く、掃除をする母親に絶対にラジオニ当たらないでと
お願いして、次の放送でバチカン放送を最初から最後まで聞いた時の感動を思い出しました。


IC-R72は中波帯、短波帯当初合った不具合の歯抜け受信は無くなり
全ての周波数を受信出来ておりますので作業終了です。

受信機は送信部が無いので、無線機に比べて気楽に修理できます。
壊れている無線機の場合は予期せぬ時に電波が出て、SGがぶっ壊れたなんて
泣けるような話になったらいけないので、細心の注意を払いながらの
作業ですが、受信機は送信部がありませんから、間違えてSGが焼けちゃったと
言うのがありません。

修理は週末に楽しんでおりますが、BLOGを書く時間が取れません。
素材は沢山あるのですが....
NRD-515の続きも書かずに放置していますね。そのうちに書きます。





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