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<新たに「FT-991/M/S」の技適を同一番号で再取得>八重洲無線、「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」を更新 (2020/9/15 19:30:46)
八重洲無線株式会社は2020年9月8日、公式サイトに掲載中の案内「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」を更新し、新たにマイナーチェンジ前のFT-991シリーズ(FT-991、FT-991M、FT-991Sの3モデル)が、従来と同じ技適番号(技術基準適合証明番号、工事設計認証番号)を再取得し、1.8MHz帯SSBなどの電波型式による運用が容易になったことを明らかにした。
今年4月の法改正で1.8MHz帯のバンドが拡張し、新たにSSBモードなどが認められたことから、総務省は2020年8月19日に「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号」の一部改正を告示・施行し、1.8MHz帯(1.9MHz帯)の一括記載コード「3MA」「4MA」にSSB(J3E)やAM(A3E)、ファクシミリ(F3C)、SSTV(F3F)など9モードが加わった。さらに経過処置として、すでに「3MA」「4MA」の指定を受けている局は改正後の「3MA」「4MA」で免許を受けたものとみなすほか、1.8MHz帯で「A1A」の指定を受けている局も「3MA」で免許を受けたものとみなすことが明記された( 8月19日付けの記事参照 )。
これにより、すでに1.8MHz帯の「3MA」「4MA」「A1A」で免許を受けているアマチュア局は、使用する無線機の技適が1.8MHz帯のSSBモードなどを含む形で取得/再取得されていれば、特別な手続き不要で同バンドのSSBなどの運用が可能になった。
八重洲無線はこの告示改正に先立ち、7月30日に公式サイトへ「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」と題した案内を掲載。現行商品のHF機を中心に9機種27モデルが同一番号による技適の再取得を完了していることを公表した( 7月31日付け記事参照 )。
さらに同社はこのほど、ユーザーから要望が多かった“マイナーチェンジ前のFT-991シリーズ”の3モデル(FT-991、FT-991M、FT-991S)についても同一番号による技適の再取得を完了。公式サイトの「1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について」ページを更新して告知した。
2020年9月8日現在の対象機種は次のとおり。
●関連リンク: 1.9MHz帯の拡大および電波型式追加に伴う同一番号認証取得について(八重洲無線/アマチュア無線製品に関するユーザーサポート)