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【DJデミオ】ダッシュボード下のNV対策 (2020/9/22 18:26:48)
■気になるのよね
この連休でちょっと乗る機会あった嫁さんのDJデミオ。
なんちゃら”sports”と言うようなエンブレムがついている車種の様に「俺は速いぜ」と主張せずとも、十分Sportyな所が気にっています。
もちろんSKYACTIVもメチャクチャ過渡期にあるエンジンですので、まぁ色々とありますが、私にとってはそれも含めて楽しんでいます。
ただ、乗っていて気になるのがNV。リリースされた頃は「足がイイ車」なんて言われてましたが、決してそんな事は無く、時間をかけてオリジナルで作り上げたアルハイの足とは程遠い、どちらかと言えば落ち着きの無い足です。そんな感じですので、路面の小さなギャップも拾ってしまい、内装がカタカタと音を出します。業界な方は耳が痛くなる(笑)これがいわゆるNV(ノイズ・バイブレーション)です。
■トヨタとは違うマツダ
面白いなと思うのは、内装のきしみ方がトヨタ車とは違うこと。アルハイは設計が古いので特にひどかったのですが、シャシーが歪みます。それに引っ張られ内装がきしみます。これを対策するにはサブフレームを入れたり溶接を入れて対策をしていますが、入れた先でもまた違うきしみとなってしまうこともあり、なかなか難しいです。
一方DJデミオのシャシーは異なります。剛性が良いんです。これも業界な方はわかると思うのですが、あの軽量シャシーで、あの剛性、あの衝突安全性を確保するのはなかなかの設計です。
で何が言いたいか?って、デミオの内装のきしみは、シャシーの歪から来るものでは無く、ほとんどが樹脂成形のガタでカタカタとなることが多いんです。
■気になるダッシュボード周りの音
納車後半年くらいからでしょうか?ダッシュボード周りからの音が気になる様になってきました。見えない所には極端なコストダウンが見られ、樹脂と樹脂が合わさる所に発泡テープなんてものはありゃしません。以前にも複数箇所を対策していましたが、新たな症状この連休に発生、気づいたのはコレ。
運転席側足元のエアコン吹き出し口です。
コレがギャップを拾う度にカタカタとおしゃべりを始めます。もう黙れ!と。
対策は簡単、クッション付きの両面テープを挟み込んでやるだけ。
■実は結構静かなディーゼル車
とりあえずコレでOKとなりました。
高級車やハイブリッド車は吸音材が潤沢に使われていますが、本当はディーゼル車にも使うべきと思っています。というのも、ディーゼルエンジンの高速巡航時は想像以上に静かって事。トルクがあるのでとにかく回転数が低くなります。
静かなエンジンを楽しむ為にも、工夫は必要な車なのかもしれません。