無線ブログ集
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1200MHzの20段同軸コリニアが超ヤバイ!! (2020/9/22 20:57:05)
430MHzで16段の同軸コリニアは1°の角度でSが大きく変化する。これは山岳移動でなくても簡単に体験出来る。
最近は1.2Gで20段のオーダーが多く・・・本当に大丈夫??と疑問に思っていた。しかし、簡単に移動できる機材がなかった。
DJ-G7を手に入れることが出来たので標高140mのいつもの実験値へ足を運んだ。早速1.2Gを聞いてみる!
数局の交信が聞こえてきた。最初は日光市移動局(距離は145kmあった)。垂直ではSは2-3、試しに傾きを変え下向きにするとほぼS9まで上がって来た。
下記の写真がその時の傾きだ。地表に向かって10°近くは傾けたか?地表から電波が湧き上がって飛んできている?
次に聞こえて来たのは今熊山移動局(標高500m)。まるで前回の移動時と同じ移動地の組み合わせで周波数が変わっただけだ。
近場の山岳移動局はアンテナを2-3°上向きにする必要があった。
やはり1200では20段(間違いなく16段も)はキレすぎで・・勿論、写真のように傾きを変えながら使うと強力な武器となることが分かった。
先の岩熊山局もアンテナを垂直にすると聞こえなくなった!!
430MHzでさえCQは8段で出して・・最大でも 12段と考えていたが
1200ではより当然の結果かも・・・
430MHzでの実験では日光局はダウンチルト、今熊山局はノーマル同軸コリニアがSが良かった。
1200MHzでもアンテナ角度を考えると、日光局ダウン、今熊山局はアップとの結果となった。
角度を簡単に変える装置が欲しいな!!
この4連休は、二日間はアンテナ製作、三日目は無線機の修理、今日は1200の疑問解決と充実した休みとなった。