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NTS-115がやってきた@矢板市県民の森 (2020/9/27 21:06:18)
■お天気回復、と思いきや
週末のお天気は両日とも雨マークがしばらく消えなかったのですが、今朝天気予報を見ると”曇り後晴れ”にしれっと変わっておりました。「えっ晴れるの?」という事で、少し高いところへ。
向かったのは矢板市の県民の森。車で登れて、標高もそこそこと、コンディションが落ちている日には丁度いい運用ポイントです。
ところが、麓から登り始めるとすぐに辺りは白くなり始め・・・
到着すると こんな感じ。霧雨と言うかもはや雨・・・。
■それでもやっぱりやってみたい実験
今日の目的は、”NTS115のテスト”と”自作の超ブロードバンドアンテナテスト”の2つ。
ローカル局に連絡するとNTS115が手元にあるとの事でしたので、そちらのテストがどーしてもしてみたく、お付き合いをお願いすることにしました。
■NTS115はやっぱり変調キレイ、そして一番気になっていた送信インジゲータの真実
昨日もNTS115の変調を聴くことが出来ましたが、今日改めて聴くとやっぱりキ・レ・イ!。
「どんだけデカいマイクを使っているんだ?」と有名なローカル局(爆)の変調を載せても全く歪みません。しかもかなりハイ上がりトーン。こりゃFBです。
さて、変調の良さはさておき、ずーっと気になっていたのが送信時パワーインジゲータ。コレが振れれば良いのか?下がるとどれくらいSが落ちるのか?巷では皆さんが試行錯誤されていたので、どうにもこうにも気になっていました。
■テストパターン
やったのはこの3パターン。
case1:ルーフ上直置き/メーター8 (コレがベストと言う情報より)
case2:ルーフとの結合を低下/メーター7(思ったほど下がらなかった)
case3:アンテナを2段縮めて振れMAX
■本日の条件下における結果
送信時パワーインジゲータ8を基準にすると
<NTS115-TX時 → KI-707-RX時>
・case2:707の針1本分 S感down
・case3:case1とほぼ同等
<NST115-RX時 ← KI-707-TX時>
・case2:NTS115のSが1~2down
・case3:NTS115のSが1down
言葉で言うと「受信はパワーインジゲータ8がベスト、送信は8以上でもほぼ差異無し」
結論:『パワーインジゲータ8が良いみたい』
回路図を見ていて思ったのですが、給電点からパワー計のレベルを拾っているので、高すぎても低すぎても駄目な気がしていましたが、そうなのかも・・・と言う結果でした。
また、この結果から言うと受信側がかなりシビアに反応するみたいですので、受信しながらベストセッティングを出し、その時のパワーインジゲータを基準にするといいのかもしれません。
ちょっと面白い実験でしたので、チャンスが有ればもう少し追加検証してみたいと思います。
■これも受け取りました
特にお願いしたわけでは無いのですが、ローカル局がまとめて受け取ってくれました。
ハムフェアすらなくなるコロナ禍ですが、ちゃんと受け取れてます!
本日の実験もそうですが、『持つべきものは仲間である』とつくづく感じました。
■QSO
(CB)
とちぎSA41/1 鹿沼市
さいたまDP36/1 黒山展望台
おきなわOS404 *NTS115でのQSO
(DCR)
おおたAA232/1 川崎市川崎マリエン
とちぎHR351/1 宇都宮市モービル
(LCR)
とちぎSA41/1
(430MHz1DV)
1局
(EB)
とちぎAZ123
とちぎSA41