無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
<日本時間9月30日(水)22時05分~、10月1日(木)21時30分~の2回>ISS(国際宇宙ステーション)「RS0ISS」、145.80MHzでSSTV画像を送信 (2020/9/30 12:05:55)
2020年9月29日付けのARRLニュースによると、日本時間の2020年9月30日(水)22時05分から翌日の10月1日(木)03時45分までと、10月1日(木)21時30分から翌日の10月2日(金)02時45分の2回にわたり、ISS(国際宇宙ステーション)が145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)のFMモードで、SSTV画像を送信するとしている。コールサインは「RS0ISS」。地上で受信できた画像は、オンラインで投稿(画像アップロード)でき、「ARISS SSTVギャラリー」で閲覧ができる。
ARRL NEWSから
ISSがSSTV画像を送信する時間帯に東京上空を飛行するパスは2回のみ。ピーク時の仰角も「6.6度」や「13.1度」と良好とは言えないのが残念だ。
<参考>東京におけるISSの飛来時刻(時刻はJST、JAMSAT公表のデータによる)
★9月30日(水)
見え始め:22時48分18秒(方位角279度)
見え終わり:22時55分48秒(方位角191度)
ピーク時の仰角:6.6度
★10月1日(木)
見え始め:22時00分23秒(方位角290度)
見え終わり:22時09分33秒(方位角175度)
ピーク時の仰角:13.1度
使用される周波数は145.80MHz(ドップラーシフトによる5kHz程度の偏差あり)で、FMモードにSSTV信号(PD120)を載せて送信される。ISSの軌道はインターネット上で公開されているほか、「ISSディテクター」など便利なスマホアプリもある。
なお、ISSから送信されるSSTV信号は、ロシアのISSサービスモジュールに搭載されているJVCケンウッド製のセパレート型V・UHF帯トランシーバー「TM-D710E」から送られる。
受信方法などは、下記関連リンク「ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)」などが詳しい。また、最新のスケジュールは関連リンクの「ARISS-SSTV images」で確認できる。
↓この記事もチェック!
<437.80MHzを受信してみよう>国際宇宙ステーション(ISS)に次世代のアマチュア無線システム設置、144/430MHz帯のクロスバンドレピータが運用開始
●関連リンク:
・Slow-Scan Television Transmissions from ISS Planned(ARRL
NEWS)
・MAI SSTV activity on September 30 and October 1(ARISS-SSTV
images)
・ARISS SSTV Image Submission(画像アップロード)
・Two SSTV events during July 29 – August 4(QRZ NOW)
・ISS/国際宇宙ステーションのSSTVをSDR#+RX-SSTVで受信してみましょう。(Plus RTL-SDR)
・SSTV通信ソフト「MMSSTV」
・日本各地の衛星通過時刻の予報(JAMSAT/日本アマチュア衛星通信協会)
・「きぼう」を見よう(JAXA)
・ISSディテクター(Google Play)
・TM-D710E Caracteristiques(KENWOOD France)