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男鹿本山 (2020/9/30 21:39:10)
某筋から 男鹿本山の通行止めが解除されているという情報を得たKPIは さっそく現地へ急行した。
今回の目的は 某計画実行のための下見である。
昼飯喰って
12時半頃出発。ルートは、大潟村~野石~五里合~牧野~なまはげライン~防衛省道路。山の上のT字路を左折。毛無山方向へちょっと進むと公衆トイレ *1 がある。1時間半かからずに現着。
防衛省道路の状況は良好であり、いったいどこが通行止めだったのかというほどであった。 *2
トイレの先は一般車両進入禁止の結界が張ってある。
今回のメインは本山なので、Uターンし 北方向に戻って本山側の結界まで進んで駐車。ここから徒歩となる。
徒歩といっても、距離は 約1km、累積標高は85m程度なので 上まで 15分もかからない。
フェンスに囲まれた 本山山頂のレーダサイト。
広角で撮っているのでパラボラの向きが揃っていないように見えるが、実際は同方向を向いている。 *3
レーダサイト入口前に ちょっとしたスペースがある。 *4
SOTA やるんだったら ここか *5 。
ただし、南方向は本山山頂なので VUHFでは 苦しいものと思われる。 *6
レーダサイトから下りてきてカーブを曲がったあたりに階段があり、慰霊標が建っている。
1945年 終戦直後に
米軍機の墜落事故があったもよう。南無妙法蓮華経。
ここらへんから眺望が開ける。
山頂から下りてきてカーブを抜けたあたり。
南南東~真南は 毛無山が邪魔だが、毛無山山頂とは
ほぼ同じ標高であるため ギリでセーフか。 *7
今回は ハンディ機 VX-8と1m程度のノンラジアルホイップを持参。道ばたの草地に腰を下ろし、横手市 由利本荘市と 144MHzにて 59/59 ほぼフルスケールで交信できた。 *8
ここからは 飛島や御積島がハッキリと見えた *9 。毛無山の左側には鳥海山も見えるはずだが、このときは 雲がかかっていた。
クルマまで戻り、再度 毛無山方向へ。SOTAを考えなければ こちらの方が運用には良いかも。
少し歩くと レーダサイトが現れる。毛無山のパラボラ2基も同方向を向いている *10 。同相パラなのか メインとサブなのかは不明。
レーダサイトを過ぎて すぐに、運用できそうなスペースがあるが、狭い。50MHzでは 3エレ程度が限界か。 *11 *12 *13
このほか、本山/毛無山の 中間地点のT字路左折してすぐ北に フェンスで囲った造成地があるが、現状では
閉鎖もされていないし工事もしていないため ここにアンテナを立てることは可能かもしれない。
*14
ただし、南は毛無山 北は本山に遮られ、ウインドウは 南東~北東のみという制限あり。
Comments(5)
*1 使用可能。
*2 以前 よく移動していた 双六林道は 森林管理署によって 通行止めの表示がなされていた。
*3 奥尻島の空自基地向けか?? しかし 本山から 奥尻島は見えない。
*4 フェンスに沿って時計回りにぐるっと回り込むと レーダサイトの南側へ出ることができるが ヤブの中らしい。そこから少し下りると 赤神社がある。
*5 ここの標高は約700m、本山(JA/AT-072)山頂は715mでセーフ。
*6 樹木のため よく見えないが、北海道方向には開けている。ケータイも ここでは苦しい。
*7 ケータイも バリ。ただし ここまで下りると SOTAの規定からは外れてしまう。
*8 当方の パワーは 2.5W。残念ながら県外局は聞こえなかった。
*9 寒風山からも見えるらしいが 当方は見たことがない。
*10 こちらは おそらく三沢向け?
*11 もっとも、空自に連絡して許可をもらえば クルマを乗り入れての運用も可能。ただし、1時間程度のみの許可にとどまるようだ。
*12 大昔 1979年の8月に もう少し下の場所で 50/144MHzを運用したことがある。東京方面からパイルを浴びてウハウハ。寒風山とは 別 だ。
*13 帰宅してから GoogleMap見て判ったのだが、さらに少し下ったポイントにもパラボラが設置されているもよう。
*14 今回は ここから 50のCWでQRV。ただしアンテナはホイップ。(^^;)