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アセトンを使った基板転写を試してみました (2020/10/1 15:26:24)
最近は、KICADを使って中華の基板屋に発注することが多くなり自分でエッチングすることもなくなりました。
しかし、早くできるとはいえ10日程度かかったりしますので、小さい片面基板ですぐに実験したい時などは自分で作れると便利です。
昔は、感光基板を使ってましたが、コストもかかり、余計な感光や現象工程も必要となりますので、前から試してみたかったレーザープリンターで印刷した紙を基板へ転写する実験をしてみました。
レーザープリンターはコンビニにありますのでKICADの反転印刷PDFデーターをUSBメモリに保存して、近くのセブンイレブンで普通紙にコピーしました。A4サイズ1枚10円です
転写方法はネットでは、アイロンを使った方法をよく見ますが、実際にやってみると、プリントが薄くてなかなか上手くいきません。
いろいろ検索してみるとアセトンを使った方法を見つけました。アセトンはマニキュアの除光液として100均で売ってますので簡単に手に入ります。基板はスチールウールで磨いておきます。
印刷した紙を裏返してテープで固定して、アセトンを上から少しずつかけます。少し透き通る感じですので、ここで上から擦ります。
何回も擦ってゆっくり剥がすと出来上がり。
擦りすぎると紙が破れますので注意してください。最初、少し薄かったのですが、頑張ってこすれば結構綺麗に転写できることがわかりました。
5回くめくらいでようやく満足できるくらいの濃さでできるようになりました。少しコツが要りますので何回か練習してみてください(^
^)
★追記です
トナーを基板に残すコツとしては、紙を剥がすというより、アセトンつけて何回も擦った後、乾いたら紙の上に水を染みこませて指でこすって紙の部分を取るのが良さそうです。
他に良い方法があれば教えてください
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