無線ブログ集
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【写真リポート】<体験臨時局「8J1JARL/1」「8J1YAB/1」「8J2YAB/1」運用>JARL東京都支部、神奈川県支部の合同開催「アウトドアミーティング 2020 in 八王子市」 (2020/10/13 12:05:16)
2020年10月11日(日)に東京都八王子市の片倉つどいの森公園において、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)東京都支部・神奈川県支部が合同で開催した「アウトドアミーティング 2020 in 八王子市」。コロナ過でアマチュア関係のイベントも中止が相次いだが、十分なソーシャルディスタンスを確保できる屋外での開催ということで、大勢の無線家が会場を訪れ、久しぶりのアイボールやジャンク市、クラブ&メーカー展示などを楽しんだ1日となった。当日の参加者からリポートが届いたので紹介しよう。
※小さい画像はクリックすると拡大します。
(画像提供者から:集合写真や一部写真でマスクを外している写真がありますが、撮影時のみ外してもらいました。演奏では3密を回避している状況なのでマスクはしていません)
台風14号が迷走を続けるなかで開催が危ぶまれたが、天候も回復し「アウトドアミーティング 2020 in 八王子市」は午前10時から、来賓の髙尾JARL会長(JG1KTC)、島田JARL関東地方本部長(JH1LWP)と、主催者の澤田JARL東京都支部長(JG1DKJ)、森野JARL神奈川県支部長(JF1NEF)の挨拶で、待ちに待ったイベントが予定通りスタートした。
開会式であいさつする髙尾JARL会長(JG1KTC)
会場はすり鉢状で、すり鉢の外周に出展ブースが並び、下側がメインステージになっている
来場者は200人を超え、受付では抽選券を兼ねたコールサインや連絡先などを記入する用紙が用意され、受付時に検温やアルコール消毒を行う徹底ぶりだった。
会場内には20を超える出展者のジャンク市やクラブ(グループ)&メーカーブースが並び、来場者はソーシャルディスタンスを保ちながらお目当てのブースを巡っていた。
今回、アマチュア無線技士の資格を持っていなくてもアマチュア無線の運用体験ができる体験臨時局として、JARL関東地方本部のアマチュア無線活性化キャンペーン(体験局+記念局)「8J1JARL/1」をはじめ、7コールアマチュア無線クラブ(体験局)「8J1YAB/1」、静岡大学MOT鈴木ゼミ(体験局)「8J2YAB/1」の3局が会場から運用を行った。
「8J1JARL」の運用風景。手前がV・UHF帯、奥のテーブルでHF帯にオンエアー
「8J1JARL/1」は高所作業車のゴンドラにV・UHF帯のGPアンテナを設置。同時にロングワイヤーを張り、チューナーでマッチングを取ってHF帯にオンエアーしたほか、ほかの2局もその脇に臨時シャックを構え、その一帯は熱い空気に包まれた。
「8J体験局同士」「同一サフィックスの8J局同士」の交信が8J1YAB/1-8J2YAB/1の間で行われた。左が8J1YABの山口会長、右がこのために静岡県から駆け付けた8J2YABの鈴木会長
「8J1YAB/1」は、大阪府池田市のアマチュア無線活性化イヤー2020(体験局)「8J3YAA/3」との間で、初めてとなる“アマチュア無線技士の資格を持ってない体験者同士の交信”に成功! 体験臨時局の法整備が整ったのが今年(2020年)のことで、最近になって各地に体験臨時局が開局し始めたことにより、このようなチャンスが巡ってきたのだろう。
「8J1YAB/1」と、大阪・池田市で体験局イベントを実施していた「8J3YAA/3」との間での交信に成功。このときそれぞれの局のオペレーターがアマチュア無線技士の資格を持たない、まさに体験者同士での交信が成立
8J1YAB/1と8J2YAB/1では体験運用の記念に「体験証明証」を準備。この日延べで4名に発行された
メインステージではHaruka with CherrySpiceによるバンド演奏や、最後に豪華なグッズが当たるお楽しみ抽選会が行われ、今回のイベントの一日が終了した。
Haruka with CherrySpiceの2人が会場でライブ演奏を行った
お楽しみ抽選会でイベントは終了 |
地元の八王子レピータ「JP1YDH」管理団体の展示ブース |
●関連リンク:
・会場の熱気で台風の余波の雨もあがりました(JARL東京都支部)
・Haruka with CherrySpice(Facebook)