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feed ステルスアンテナって面白い (2020/10/28 23:03:46)

(1999年、イントレピッド海上航空宇宙博物館にて)

 

米国のアマチュア無線状況を調べていてふと見つけたステルスアンテナ(Stealth Antenna)が面白いです。文字通り、アンテナとわからないように隠されたアンテナです。

米国は国土が広く、それに比例して住宅の敷地も広いので、無線をやる人にはアンテナを建てやすいのだろうなぁと思っていました。でも、これは一般論であって、実際には住宅管理規約や景観条例でアンテナ設置が制限されている場所があり、その点では日本などよりも制限は厳しいようです。また、配偶者やご近所の目が気になるのは日米共通の状況でもあるようです(笑)。

ネット上で「Stealth Antenna」と検索すると色々と出てきますので写真や動画を見てるだけでも楽しいかと思います。

こんなものがありました。

・屋根裏アンテナ
  → 屋根裏にワイヤーを張り巡らせます。屋根が金属だと難しいようです。
・フラッグポールアンテナ
  → 国旗掲揚ポールに擬態させます。日本だと逆に目立つかも。
・雨どいアンテナ
  → 雨どいに隠してワイヤーを張ります。
・柵アンテナ
  → 木柵等に隠してワイヤーを張ります。
・裏庭モービルアンテナ
  → 表からは見えないよう、裏庭に小さなアンテナを設置します。
・ベンチレーターアンテナ
  → 通気口に模したアンテナです。 Ventenna
・木にかけるワイヤーアンテナ
  → 庭木をうまく活用してワイヤーを張ります。
・マグネチックループ
  → サイズが小さくなるのでオブジェのように設置できます。 Ciro Mazzoni Baby Loop

詳細は、KD5FX局による「 HF Antennas Especially stealth models for those in an HOA 」をご覧ください。写真を見てるだけでも楽しめます。

日本ではアパマンハムと称してアンテナ設置のためのスペースの問題だけがクローズアップされがちですが、今後は米国同様ステルスアンテナが必要になる時代が来る気もしますね。

例え必要でなくても、小さなアンテナで遠くまで飛ばす点で、ステルスアンテナはワクワクしちゃうかもしれません(笑)。


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