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feed 黒森山―四方山 (亘理郡亘理町) 11/3 (2020/11/4 5:21:51)

 移動運用地として知られる四方山。その北に連なる低い山々はかつて道のない藪山でしたが、この数年、地元の方々のご尽力により登山道が整備されたことを知りました。自分はこのあたりは未踏で、特に四方山の北にある黒森山に興味を持ち、いつか登ってみたいと考えていました。

 「亘理町まちづくり協議会」ホームページに地名の解説と詳しいルートマップが載っています。それを見るといくつかの登山口があるようですが、以前訪れたことのある「慶月院の墓」から登ることにしました。


登山口


 慶月院は伊達騒動を起こしたとされる原田甲斐の実母です。正式に弔いもできないため山中に自然石を置き、墓としたのだとか。以前訪れた時は藪に埋もれたようになっておりました。墓地周辺の手入れもなく気の毒に思ったものです。20数年ぶりに訪ねてみると、散策道が整備され、案内解説板も設置されていました。




 墓地の奥に閑居山への標識と共に登山道がありました。10分ほどで「令法(りょうぶ)の丘」。雑木林の中のちょっとした平坦地で眺望はありません。さらに10分ほどで稜線尾根分岐となり、黒森山は左ですが、まずは右の閑居山に登ってみることにしました。杉林に囲まれた通過点といった感じの山頂。標高205m。眺望はなし。三角点と山頂を示す標識のみを確認し、分岐まで戻りました。






閑居山山頂



夜討峠


 黒森山へは杉林と雑木林の迷うことのない一本道です。整備しすぎることなく、細々として良く踏まれた杣道が続いていました。見晴らしはなく、1カ所のみ切通しに太平洋が垣間見える程度です。夜討峠、月山神社分岐、黒森沢分岐を過ぎ、登山口から約1時間20分で黒森山山頂着。西の眺望がすばらしく、蔵王連峰が一望、のはずですが、雲がかかって見えませんでした。二口山塊の山々や遠く仙台市街地のビル群が霞の先に見えていました。地味な低山の連なりの中で、眺望に恵まれた貴重な山頂と言えます。標高255m。


黒森山山頂

蔵王方向

仙台市街地方向

GPSでは251mを表示 誤差4m


 誰もいない山頂で短時間、無線運用としました。2mで4局交信。その後、新江合川に移動されていたJP7IEL局と430にて55-55(RH770)、3エレに換え59-57。たいへん安定した伝搬でしばし交信を続けました。






 山頂を後に四方山へ。雑木林の気持ちの良い尾根道、アップダウンもさほどなく20分ほど歩くと芝の張られた山頂部の一角に到着。反対側の道路から車でも上れるとあって、山頂公園といった雰囲気です。ここで、いつも交信いただいているOM局とアイボール。フリーライセンス無線を運用中の地元局もおられ、無線や里山の話を聞かせていただきました。甘柿までいただき感謝です。


四方山へ

山頂付近

四方山山頂


 その後、JP7IEL局と430で再度の無線運用。こちらはRH770、IEL局は40cmほどのホイップ直付けとのこと。黒森山に比べ伝搬が安定せず、東屋周辺が最も安定し59-57。145では51-51と端的に低下。アンテナの特性にもよりますが、今回も430圧勝となりました。


 いったん黒森山に引き返し、黒森沢コースを下山。このコースはなぜか標識、赤布がなく、沢の出合いあたりは道が崩れた個所や倒木もあって荒れた感じがありました。沢を抜けると林道となり、上大畑地区のリンゴ畑に出ることができました。四方山から約40分で下山。




黒森沢出合い付近

下山口

上大畑地区


 これまで深山から南を主に歩いていましたが、北も歩けるようになって、このあたりの登山エリアがだいぶ広がったように感じました。常磐線の各駅を使って、冬場の里山散策と無線運用を兼ね、また歩いてみます。

 
 
 


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