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1.2Gのダウンチルト完成 (2020/11/8 19:33:48)
今週は1.2G同軸コリニア、ダウンチルトタイプの総仕上げで14段のダウンチルトを製作した。
昨年の苦労もあって最近は通常コリニアと同等の時間で制作できる。
まずは手軽なVNAのN1201SAでダウンチルトの仮調整を行った。▽が共振点付近が1297.5MHz、十分な特性だ。
最終的にはminiVNAで測定、調整の仕上げを行う。
下の写真の左が通常の14段同軸コリニア、右がダウンチルト14段同軸コリニアだ。見かけは何も変わらない!
調整方法が違うだけ?
昨日7日はアルバイト先へ詰めていたため今日は山でアンテナのテストが出来ない!来週か?
今日は高台にある公園に出かけてふたつのアンテナを一応調べてみた。
下がその様子、同じ段数なのでサイズは変わらない。なのに聞こえ方は全く違った。
【左が通常の同軸コリニア、右がダウンチルトタイプ】
違法局?の交信が聞こえてきた。なぜかダウンチルト側で強く入感する。この場所は見るからにダウンチルトは全く使えない地形だ。
1295.2〜4付近で通常交信が入感していて通常コリニアで55と59だ。
ダウンチルトに切り替えると・・・うーん相当弱くなった。ダウンチルトとして機能をしているようだ。
来週は山岳移動して実験が出来るかな?
偶然にも?
先日1.2Gのダウンチルトを提供させて頂いたJJ1BBY局の関八州見晴台移動が入感していた。
20段同軸コリニア、GP-21、9段ダウンチルトでの比較実験していた。
こちらの通常タイプ14段同軸コリニアを傾けて受信すると50(20段同軸コリニア)、51〜52(GP-21)、55(9段ダウンチルト)の結果だった。
山から同様の実験を行ったことはあったが、自分の製作したアンテナの実験に参加したのは初めてだった。
アンテナを垂直にしたまま動かさない実験であればこの結果は妥当だ。
詳しくは連絡を頂けるだろう。恐るべしダウンチルト??