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ラチェットレンチのお話し (2020/11/16 0:02:03)
ガキの頃に見たラチェットレンチ、ボックスソケットのセットは高嶺の花。
雲のような存在でした。
いつしか街にホームセンターなるものが出来てくると、980円のセットとか出回って、それを大切に使い、それで満足していたような。
工具ケチるとろくなことはないので、それなりに信頼できるものを買いましょうね。
というわけで、本物の一本を一つ手に入れました。
じゃ~ん、京都工具が出している、ちょい高級工具、neprosの90枚ギアのラチェットレンチです。
以前、1/4インチの青いバージョンも見せたような・・・。今回は一般的な3/8インチ角のレンチとなっております。
手回しで思いっきりとなるとなんとなく3/8インチ角が信頼できますよね。
日本ではボックスレンチの四角の大きさは、まず3/8インチ(9.5mm)角が一般的です。
これで大抵の作業は賄えます。
1/2インチ角のものは、たとえばホイールレンチなど、相当なパワーを要するところでしか使っていないような感じです。
ところが、欧米は違います。
細かい作業は1/4インチ(6.3mm)角が主流。工具の心許なさのおかげで機械を破壊してしまうことが無い。それが理由かどうかわからないけど。
1/4インチ角、実はこれ、相当なパワーかけられるので、これだって大抵の事は賄えます。
でもなんとなく頼りない。
で、大パワーとなると欧米人は1/2インチ(12.7mm)角に跳ね上がります。面積比四倍、体積比16倍です。この感覚、ついていけません。
なので、1/4インチ角で揃えつつ、1/2インチ角も必要なら備える、という流れだそうです。
日本では万能な3/8インチ角はなんとガラパゴスだったのでした。
知ってましたか?。