無線ブログ集
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黒森山―明通峠―深山 11/15 (2020/11/16 16:41:39)
明通峠から深山までは未踏となっており、この部分のみ歩いても面白くなさそうなので黒森山、四方山を経ていったん明通峠に下り、深山に登り返すルートで歩いてみました。前回下山した上大畑地区から入山しました。
りんご畑を進む
登山口
月山神社コース登山口
JR常磐線浜吉田駅下車。上大畑は少し高台になってりんご畑は収穫期を迎えておりました。農道の行き止まりに金網の柵があり登山口となっています。この登山口は黒森山への直登となり、黒森沢コースと月山神社コースがあります。黒森沢コースは左手林道を進みますが入口の案内標識はなく、月山神社コースのみ鳥居の脇に案内版がありました。今回は月山神社コースへ。鳥居をくぐって少し登ると月山神社。見晴らし良く浜吉田の集落、太平洋が一望でした。
月山神社付近より
月山神社
主尾根へ
神社裏から踏み跡のしっかりした登山道が続き、15分ほどで主尾根の分岐に到着。ここから四方山までは前回と同じです。黒森山山頂からはうっすら白くなりかけた蔵王連峰がパノラマとなっていました。ID-51のGPSで認したところ、255mを表示。誤差0m。四方山山頂では展望台に上がってみました。360度の大展望でさぞかし電波の飛びも素晴らしいと思いますが、観光客が三々五々という感じで上がってくるので無線運用はできそうにありません。D-STARレピーターアクセスのみ確認し、山頂を後にしました。
黒森山山頂
山頂より(蔵王)
四方山山頂付近
展望台より
四方山から舗装された道をいったん下山し、20分で明通峠に到着。峠から山元町側に30m程下った右手に深山への登山口を示す案内と標柱がありました。ここから深山までは緩い尾根の登りとなり、しっかりした踏み跡が続いていました。かつてはけもの道で背丈を超える笹藪に覆われていたと思いますが、地元の方々が切り開き、道を付けたのだとか。雷神山、山家山を越え、雑木林の気持ちの良い尾根筋を進むと、少し西側が開けた小ピークがありました。山名標識のない無名峰。眼下に角田山元トンネルに続くと思われる車道と角田市街が見えていました。ここならレピーターアクセス可能では?ということでD-STAR仙台青葉にアクセスを試みたところ、ダウンリンクはあるもののSメーターは振らず。帰宅後、Google Maps APRSで確認したところ残念ながらプロットされず、でした。
舗装路を下り明通峠出合い
深山への標識
登山口
深山へ
雷神山山頂
山家山山頂
無名峰
無名峰より
深山山頂
峠から1時間ほどで最終ピークの深山に到着。アップダウンが少なく、西風の穏やかな日であれば冬場の低山歩きとして楽しめるコースと思いました。深山から南は藪との付き合いから逃れられませんが、北は程よく手入れがなされている印象でした。これで未踏となっていた空白が埋まりました。新地の鹿狼山から亘理の閑居山まで少しずつ歩き通したことになります。あとは閑居山から北の山域が残るのみです。
無線運用の方は黒森山、深山手前の国見台でJP7IEL局にお相手いただきました。黒森山では430でも使えるようにエレメントを変更した2m用J型アンテナ(430は動作不明)とRH-770を比較してみました。430ではどちらも51-51ですが、RH-770(5/8λ2段)の方が変調に力強さが増した感じがありました。2mの方はRH-770で51-54、J型アンテナで-54-57。S3の違いでJ型アンテナに軍配が上がりました。430に合わせたJ型アンテナは給電位置を変えず、エレメントのみ短くしてあります(スタブ先端から74cmでSWR1.1に落ちてくれました)。エレメント交換の手間はかかりますがデュアルで使え、そこそこの性能との感触でした。
山下駅ホームより台形の四方山
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