無線ブログ集
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閑居山―鴻ノ巣峠―割山峠―愛宕山 11/22 (2020/11/23 4:48:04)
未踏となっている閑居山から北を歩いてきました。1日で七峰山まで足を延ばし阿武隈川に下ることも考えましたが、無理せず割山峠までとし、ルートから少し離れた愛宕山に立ち寄ってみることにしました。
常磐線亘理駅下車。「慶月院の墓」入口から入山し、まずは閑居山へ。ここまでは前々回に登っています。だいぶ葉が落ち、途中にある令部の丘からは樹間に亘理の町並みが見渡せました。
閑居山からいったん下って登り返すと「つつじの森」という小ピークがありました。西側が石切り場となっており、その突端の平坦地という感じの場所です。GPSでは標高195m。樹木はあるものの正面に蔵王の山々、南に吾妻連峰、眼下は阿武隈川となかなかの眺望。石切り場のおかげで眺めが良いわけで、複雑な気分ではありますが、ここは気に入りました。
崖にそってしばらく眺めの良い痩せ尾根を進むと鴻ノ巣峠がありました。かつては峠道だったのでしょうか。今は片側が石切り場となってそれらしい雰囲気はありません。少し登った平坦地からの眺めもよく、遠く仙台中心部のビル群が見えていました。
杉林の明瞭な道が続き標高を下げていくと、割山峠付近の建物が見えてきました。ところが、もうすぐ峠かと思われるあたりに鉄塔があり、その付近でルートを見失い、道を間違えてしまったようです。南斜面に続いていた細道に入り下ったところ、沢に下りてしまいました。沢沿いにかすかな踏み跡がありそのまま進むと、尾根からの正規の登山道?と合流し、峠に出ることができました。沢の出合い付近に他にも踏み跡らしきものがあり、この周辺は道が錯綜しているのかもしれません。
割山峠付近
峠から車道を15分ほど歩き、愛宕山へ。町に近く、神社もあるとのことなので整備されているのかと思ったら、入口のみ石階段でその先はずっと登山道でした。訪れる人もいないのか荒れた雰囲気が漂っていましたが、給水塔側への下り道は明るい雑木林で悪くありませんでした。亘理駅まで歩き13時30分着。
愛宕山山頂
給水塔への下山路
半日の里山歩き。このあたりの山域としては眺望が良く、楽しめるコースでした。
無線運用は「つつじの森」と愛宕山でJP7IEL局にお相手いただきました(距離62km双方5W)。今日は新たに作製した430用垂直ダイポールアンテナ(5/8λスタブマッチ)とRH-770を比較してみました。はじめにRH-770。標高が低いので届くかどうか心配でしたが、430FMにてお呼びしてみるとノイズの中からかすかな変調が聞こえてきました。かなり厳しく、位置を調整し51-51。続いて垂直ダイポール。51-51変わらずではあるものの、ベストのポイントではRH-770と比べノイズが減り、変調も強まる印象がありました。エレメント角度を90度にしてVダイポール状態でも使ってみましたが、かえって悪化。IEL局側はほとんど了解できない場面もあったようで、垂直での使用がベターのようです。
再度RH-770に戻し145MHzも試してみました。一瞬変調が浮いてきたものの交信に至らず、でした。里山では430の方に軍配が上がることが多いです。
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