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<電波監視体制を強化>九州総合通信局、データ中継衛星1号機・光データ中継衛星の打上げに伴い「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置 (2020/11/24 18:00:15)
2020年11月29日(日)に鹿児島県の種子島宇宙センターからH-IIAロケット43号機によりデータ中継衛星1号機・光データ中継衛星の打ち上げを予定しているため、九州総合通信局は11月27日(金)から打上げ日まで「重要無線通信妨害対策実施本部」を設置し、電波監視体制の強化を図ることを公表した。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、レーザー技術を用いた光通信により、静止衛星による次世代のデータ中継を行うため、2020年11月29日(日)にH-IIAロケット43号機(H-IIA・F43)によるデータ中継衛星1号機・光データ中継衛星の打上げを予定している。
このため九州総合通信局はロケットを打ち上げる「種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)」周辺において、重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に迅速に対応するため「重要無線通信妨害対策実施本部」を11月27日(金)から打上げ完了日まで設置し、電波監視体制の強化を図る。
九州総合通信局が公表した内容は以下のとおり。
九州総合通信局は、2020年11月29日(日)に予定されているデータ中継衛星の打上げに伴い、重要無線通信妨害対策実施本部を設置し、電波監視体制を強化します。
九州総合通信局では、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)周辺において、重要無線通信に対する混信や電波妨害の発生に迅速に対応するため、11月27日(金)から打上げ完了日まで対策実施本部を設置し、電波監視体制の強化を図ります。
打上げ予定日: 2020年11月29日(日)
打上げ予定時間帯: 16時15分~18時15分(日本標準時)
打上げ予備期間: 2020年11月30日(月)~2021年1月31日(日)
打上げ場所: 種子島宇宙センター大型ロケット発射場
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局
データ中継衛星打上げに伴う電波監視体制の強化-重要無線通信妨害対策実施本部を設置-
・「光データ中継衛星」の打上げについて(宇宙航空研究開発機構)
・光衛星間通信システム(LUCAS)サイト
・H-IIAロケット43号機の打上げについて(三菱重工)
・光データ中継衛星(ウィキペディア)