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feed <5機種14モデルが同一番号での技適再取得を完了>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」「工事設計書の記入例」を更新 (2020/11/30 17:00:27)

株式会社JVCケンウッドは2020年11月30日、公式サイトに掲載している告知「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を更新し、1.8(1.9)MHz帯SSBなどの電波型式による運用が容易にするため、同社のアマチュア無線機のうち5機種(TS-990、TS-890、TS-590G、TS-590、TS-480の各シリーズ)の合計14モデルが、従来と同じ技適番号(技術基準適合証明番号、工事設計認証番号)の再取得を完了、残るTS-2000シリーズの4モデルも12月中に再取得できる見通しであることを明らかにした。さらに「工事設計書の記入例」コーナーを更新し「1.9MHz帯で音声通信をおこなう場合の免許手続について」および「データ通信をおこなう場合の免許手続について」の項目と記入例を追加、現行機種の取扱説明書PDFも更新した。

 

 

JVCケンウッドの発表より

 

 

こちらの記事も参考に(2020年10月1日掲載)↓
<6機種18モデルが同一番号での技適再取得を準備中>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」を告知

 

 

 今年4月の法改正で1.8MHz帯のバンドが拡張し、新たにSSBモードなどが認められたことから、総務省は2020年8月19日に「アマチュア局において使用する電波の型式を表示する記号」の一部改正を告示・施行し、1.8MHz帯(1.9MHz帯)の一括記載コード「3MA」「4MA」にSSB(J3E)やAM(A3E)、ファクシミリ(F3C)、SSTV(F3F)など9モードが加わった。さらに経過処置として、すでに「3MA」「4MA」の指定を受けている局は改正後の「3MA」「4MA」で免許を受けたものとみなすほか、1.8MHz帯で「A1A」の指定を受けている局も「3MA」で免許を受けたものとみなすことが明記された( 8月19日付けの記事参照 )。

 

 これにより、すでに1.8MHz帯の「3MA」「4MA」「A1A」で免許を受けているアマチュア局は、使用する無線機の技適が1.8MHz帯のSSBモードなどを含む形で取得/再取得されていれば、特別な手続き不要で同バンドのSSBなどの運用が可能になった。

 

 すでにアイコムは8機種15モデル(新製品のIC-705を含む)、八重洲無線は11機種33モデルで同一番号による技適の再取得を完了しているが、JVCケンウッドも1.9MHz帯が送信可能な現行製品および旧製品で新スプリアス規格のものすべてについて、同一番号での認証取得を進めている。このほど5機種の合計14モデルで完了したことが明らかになり、残るTS-2000シリーズの4モデルも12月中に再取得できる見通しという。

 JVCケンウッドの発表と対象機種は次のとおり。なお旧スプリアス規格で作られたTS-480シリーズとTS-2000シリーズの一部は対象になっていないので注意が必要だ。

 


 

1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について

 

 日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。
 電波法令の改正により、1.9(1.8)MHz帯で運用可能な電波型式として、J3E(SSB)や A3E(AM)などが追加されました。下記の弊社製アマチュア無線機器につきましては、お客様の免許手続き(届出)なしで追加された電波型式の運用が可能となるよう、同一番号での工事設計認証を取得をおこなっております。

 

 

・TS-480シリーズおよびTS-2000シリーズの上記以外の工事設計認証番号のものは、旧スプリアス規格のため対象外となっております。

 

・上記の認証取得済み以外の製品で1.9MHz帯で⾳声通信を⾏われる場合は、「無線局事項書及び⼯事設計書」の「15 備考」の欄に「1.9MHz帯で⾳声通信をおこなう」のように記⼊し、直接管轄の総合通信局に届出をおこなってください。

 

・無線局免許状で1.9MHz帯の指定を受けていない場合は、1.9MHz帯を追加するための変更申請が別途必要です。

 


 

 

 同社は併せて「工事設計書の記入例」のページも更新し「1.9MHz帯で音声通信をおこなう場合の免許手続について」および「データ通信をおこなう場合の免許手続について」の2項目を追加した。

 

「1.9MHz帯で音声通信をおこなう場合の免許手続について」より

「データ通信をおこなう場合の免許手続について」より(一部抜粋)

 

 そのほか、個別の機種の記載例も変更され、現行機種であるTS-990/890/590G/480シリーズの取扱説明書(PDF版)も更新された。

 

 

 

 詳細は下記関連リンク参照のこと。

 

 

 

●関連リンク:
・1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について(JVCケンウッド 無線通信サポート)
・工事設計書の記入例(JVCケンウッド 無線通信サポート)
・取扱説明書 ダウンロード(JVCケンウッド)

 

 

 


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