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feed <「サイクル25」の太陽黒点数が上昇>太陽活動が活発に推移! コンディション良好でハイバンドDX通信に期待膨らむ (2020/12/1 12:05:45)

2020年11月27日付けのARRL NEWSは「この1週間、太陽活動は非常に活発で太陽黒点(SSN=サンスポットナンバー)の数が増え、太陽の放射エネルギー量から“サイクル25”が確実に進んでいることを示しています」と、米国・シアトル在住のPaul Cook氏(K7RA)の電波伝搬リポートとして伝えている。

 

「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに掲載された2020年11月30日の太陽黒点映像。大きな黒点がはっきり確認できる

 

 

 記事によると、1日の平均太陽黒点数は先週の「12」から今週の「27.9」に上昇し、SFI値(太陽から放射されるエネルギーの強度)は「103.7」の最高値に。SFI値の1日の平均は「79.8」から「90.1」に上がっているとしている。(ARRLニュース11月27日 ※許可を受けて抄訳/(C)ARRL)

 

 国内の「宇宙天気予報センター」から毎日発表される太陽黒点数(太陽黒点相対数の推定値)からも、同様の傾向が…。サイクル25における太陽黒点数の最高値が直近で更新し続けている。それを物語るように、HF帯ハイバンドでもFT8などのデジタル通信が賑やかになっている。

 

 日本時間の11月28日(土)9時から11月30日(月)8時59分まで開催された、「2020 CQ World Wide DX Contest(CW)」に参加したコンテスター各局からも、21MHz帯や28MHz帯のコンディションが良好で、とくに21MHz帯は早朝のアメリカ、中南米、午後からアジア、太平洋、そして夕方にはヨーロッパの奥のほうまで開けてバンドが賑やかだったという声が聞かれた。中には「コンテスト中の21MHz帯におけるQSO数が5年ぶりに“4桁”の大台になった」という無線家もいた。

 

 太陽活動の活発化とともに、14MHz帯から50MHz帯のアマチュア無線バンドにおいて、電信(CW)をはじめ電話(SSB)によるDX局との交信チャンスが増えることに期待が高まっている。

 

 

太陽黒点数の上昇傾向が見られ、11月29日にはサイクル25の最高値「83」を記録した(「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトから)

 

 

↓この記事もチェック!

 

<黒点数は2023~2026年付近にピークか?>太陽活動の「サイクル25」は現在の「サイクル24」によく似ていると予想

 

 

 

●関連リンク:
・The K7RA Solar Update(ARRL NEWS)
・太陽黒点(宇宙天気予報センター)
・大好き! アマチュア無線「第1回 サイクル25がやってくる/SSNがUP」(FBニュース)

 

 

 


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