無線ブログ集
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2週続けて、旭化成工場火災で「無線機のほぼ全機種の製品供給に影響」とJVCケンウッドが告知!が1位--11月29日(日)~12月5日(土)まで先週の記事アクセスランキングTop10 (2020/12/6 9:30:56)
先週のアクセスランキング1位は、先々週に続いて「<最悪の場合、このまま生産終了になる機種も?>JVCケンウッド、旭化成の工場火災で『無線機のほぼ全機種の製品供給に影響』と発表」となり、関心の高さがかがえる結果となった。2020年10月20日に通信・音響機器用の半導体やセンサーなどを生産する旭化成エレクトロニクス株式会社(兼 旭化成マイクロシステム株式会社)の宮崎県延岡市にある半導体製造工場(主な製造部品はアナログ・デジタル混載LSI)で火災が発生。この火災で生産ラインに被害を受け、アマチュア無線機器ばかりでなく、同工場が生産するスマートフォンや電子音響機器、自動車関連向け大規模集積回路(LSI)、センサーなどの供給にも多大な影響が出ていると主要メディアも事の深刻さ報じている。
続く2位は、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が、新たに設けた1.9MHz帯にコンテスト周波数(電信、電話)や、50MHz帯の電信(CW)と電話(AM/SSB)の周波数を一部変更した「JARLコンテスト使用周波数帯」の一覧表を、2020年12月1日に公式サイトJARL Webのコンテストページへ掲載した記事だ。これにより、従来設けられていた「JARLコンテスト使用周波数帯」の一部が改正され、新たに1.9MHz帯に「電信(CW):1.801~1.820MHz」「電話(AM/SSB):1.850~1.875MHz」のコンテスト周波数帯が設けられたほか、50MHz帯は、従来「電信(CW):50.250~50.300MHz」「電話(AM/SSB):50.300~51.000MHz」だったものが、「電信(CW):50.050~50.090MHz」「電話(AM/SSB):50.350~51.000MHz」と改められた。なお2021年からJARL主催コンテストのうち「ALL JAコンテスト」「フィールドデーコンテスト」「全市全郡コンテスト」に1.9MHzバンド種目が追加される( 12月4日付け記事参照 )。
3位は、中茂睦裕さん(JG5CBR)が開発・製造を行う、USBポート接続型アマチュア無線用インタフェース「USBIF4CW Gen.3」について、このほど人気の「FT8」や「JT65」といった新しいデジタルモードに対応できるように、USBシリアル変換チップを1chのIC(FT232RL)から2chのIC(FT2232D)に変更し、改良版として頒布を開始したという情報。さらに、2015年から完成品の頒布を行ってきた今までの「USBIF4CW Gen.3」についても、新しいデジタルモードに対応できるように、COMポートを追加するモジュールを開発。「今回の改良でCOMポートによるPTT制御ができるようになったことで、対応できるソフトウェアが格段に増えました。PTT制御にRTS信号を使うものであれば、どんなソフトウェアにでもお使いいただけます」と案内している。
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1)<最悪の場合、このまま生産終了になる機種も?>JVCケンウッド、旭化成の工場火災で「無線機のほぼ全機種の製品供給に影響」と発表
2)<1.9MHz帯を新規追加、50MHz帯CWとAM/SSBの周波数を変更>JARL、改正された「コンテスト使用周波数帯」を公表
3)<FT8/JT65など新しいデジタルモードに対応>USBポート接続型アマチュア無線用インタフェース「USBIF4CW Gen.3」を改良し頒布開始
4)<「サイクル25」の太陽黒点数が上昇>太陽活動が活発に推移! コンディション良好でハイバンドDX通信に期待膨らむ
5)<旧スプリアス規格の無線機の使用期限は2022(令和4)年11月30日まで>JARDが「新スプリアス対応期限まであと2年となりました」と告知
6)<皆川隆行氏(めぐろE55/JH1IUR)の名著を現代版として復活>電波新聞社、「ライセンスフリー無線マニュアル」を12月14日に刊行
7)<5機種14モデルが同一番号での技適再取得を完了>JVCケンウッド、「1.9MHz帯の電波型式追加に伴う弊社製アマチュア無線機器の対応について」「工事設計書の記入例」を更新
8)<ハンディ機のベルトクリップで固定>無線雑貨の店「HAM-NET」、「ハンディ機スマホホルダー取付金具」を発売
9)<カラー版12ページの豪華仕様>八重洲無線、新製品「FTDX10シリーズ」の日本語版カタログをPDFで先行公開
10)<FDコンテストの開催日時変更、「よみうりアワード」継承の新アワード発行ほか>JARL、第53回理事会報告を会員専用ページに掲載