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JVCケンウッドが「想い出」投稿キャンペーンを開始! (2020/12/14 13:30:27)
12月14日から、株式会社JVCケンウッドがキャンペーンを開始しました。
キャンペーンでは、同社のコンパクトシステムのXK-330-Bと歴代TRIO、ケンウッドロゴが印刷された「真空ステンレスボトル」のセットが当たるとしています。
キャンペーンの詳細は以下のページでご覧になれます。
キャンペーンの内容については、下記のキャンペーンサイトで必ず確認してください。
▲ロゴボトルのサイズは、直径67mm × 高さ243mm、容量480mlです。背面にはストライプトライアングル+KENWOODのロゴ。
キャンペーンの応募方法
本キャンペーンへの応募方法配下の通りで、twitterでの応募となっています。
キャンペーン対象ツイートに対して 「 #春日無線_トリオ_ケンウッドの想い出 」 を付けて、春日無線またはトリオまたはケンウッドの想い出エピソードを コメントでリツイート
応募期限:12月14日(月曜日) ~ 12月21日(月曜日)23:29まで
当選するか、しないかは別問題としても、色々な思い出をお持ちの方も多いと思います。
特にこの記事をご覧の方であれば、コンポのチューナーや受信機、送信機、トランシーバーなど、貴重な体験や思い出をご披露なさってみてはいかがでしょうか?
春日無線と言えば創業者の春日二郎氏
現在のケンウッドブランドの礎となったのが、春日二郎氏、欠かすことが出来ない存在です。
春日二郎氏は長野県駒ヶ根市に、有限会社春日無線電機商会をお兄さん(春日仲一氏)と親戚の方の3人(3人=TRIO・ トリオ
)で立ち上げたとするのが、現在語り継がれている歴史の様ですが、同社の黎明期は、お兄さんと二人でラジオを作って売っていたようです。
コイルの巻線機は所有しており、コイルはすでにこの頃から自社で製造していたようです。
当時小学生だった弟の二郎氏が東京の秋葉原までやってきてパーツを購入、そしてお兄さんがラジオを組み立て、二郎氏が売るという仕事を行っていたようです。
長野県の駒ヶ根市ではラジオの電波も弱く、高感度(高性能=高価)のラジオを製造して、地元のお金持ちに売っていたようです。
法人組織にする前は「春日ラジオ兄弟社」という屋号を名乗っていたようです。
創業当時に製造していたラジオは(長野県駒ヶ根市での)弱い電波でも受信できるほど高性能であったことが、春日二郎氏を自然とハイエンド志向へと向かわせたようで、このハイエンド志向が原因となり、自らが立ち上げた会社(TRIO)を去ることになってしまうとは人生の皮肉と言うべきでしょうか。
▲「春日無線電機商会」創業者の春日二郎氏(JA1KJ)2007年1月11日に惜しまれつつもサイレントキーとなりました。当時はアキュフェーズ株式会社の会長というお立場でした。撮影場所:春日氏のご自宅にて。1995年撮影
▲春日無線として発売した無線機キット「TX-1」は国産初となる「メーカー製」送信機キットだった。昭和30年の発売当時の価格は13,500円、当時は高卒国家公務員の初任給が5,900円という時代だった。
▲こちらは受信機の9R-42J。右隅に最初期の「TRIO」ブランドロゴが見て取れる。
▲日本(JA1AHS)とオーストラリア(VK4NG)間で50MHzによる交信ができた、とあることから1957年(昭和32年)の雑誌広告であることがわかります。運用できる周波数は3.5MHzと7MHzの2バンド。9R-42(キット)は翌年昭和33年に9R-42J(完成品)となる。
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