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1200MHzの山岳移動について(非常識的結論(仮))→本記事は機材の故障が判明しましたので近々削除します (2021/1/2 7:12:42)
本記事は機材の故障が判明しましたので近々削除します
誤解を与える記事になってしまい申し訳ありませんでした
正しい記事は これです
12月27日(日)、1200MHzで初めて山岳移動(標高700m)を行った。
12段ダウンチルトタイプの同軸コリニア
16エレカーテンビーム(15dBi)=ループアンテナ14エレ相当
を現地へ持ち込んだ。頭にあった運用イメージは「同軸コリニアでCQを出して、方向が判明したらカーテンビームを相手に向ける」だった
但し、同軸コリニアはダウンチルトタイプであったのでカーテンビームはその特性の弱点をカバーする点も検討だ
通信実験を開始した(参考までに書くならば、Sの大小だけで比較しても意味はない、最終的には聞こえる聞こえない!なのだ、近いところだけを取ればモービルホイップが一番Sが良い!)
1. 綾瀬局、同軸コリニアではS9+、カーテンビームではどこへ向けてもS1にしかならない
→慌てて接続や機器の確認をしたが正常だ →まさか??
→アンテナ談義となる綾瀬局の使用アンテナはコメットのGP
2. 港区局(50km)、同軸コリニア S6 カーテンビーム 入感なし
3. 川越局(60km)、同軸コリニア S9+ カーテンビーム S5(1W)
同軸コリニア S5(0.3W)
→偶然にも同軸コリニアアンテナ研究会メンバー、最近は他のアンテナもやっていたが結局
20段同軸コリニアに戻ってきたらしい
4. 大田区局、同軸コリニア S8 カーテンビーム 入感なし
5. 寒川局、同時コリニア S2 カーテンビーム 入感なし
→寒川局のアンテナ方向は東向き(この局からの正対方向は北西)
【12段同軸コリニアと下側に取り付けてある16エレカーテンビーム】
1200MHz山岳移動実験の結果
ゲインのあるビームアンテナでは同軸コリニアで受信できる少なくとも半分近くが受信できなかった
しかも受信できても受信レベルがS5以上弱い
→430MHzの実験よりも受信できない割合が多い、いや山岳移動に高利得ビームアンテナは使用禁止レベルと考える
ならば低ゲインのビーム?という考えがあるが「同軸コリニア」には絶対に敵わないだろう
この検証結果は何を意味しているか?
430MHzまでの反射は面となっているが、1200MHzでは反射が線となっている
同軸コリニアや無指向性アンテナは面、線の反射が受信できるがビーム幅の狭いアンテナでは複数方向からの線反射は受信できない
色々な考察がかけるが、これくらいにしておく。
最後に重要な情報。ダウンチルトでSが弱い地域(山越え)に対してはこのビームアンテナの方がSが1-2上だった!
なので最初から山越え方向にビームアンテナを向ける?
1200でよく言われる
「GPで聞こえてるのに呼んでも取ってもらえない」
「聞こえているので呼んだら相手局がアンテナ方向を変えて交信できなくなった」
この意味が十分に検証できた実験だった、本当に面白い伝播をするバンドだ!!