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ダイヤモンド SG7900 は本当に最強アイテムなのか (2021/1/2 21:48:29)
先日 「最強のアイテムを手に入れた」とツイート
した通り、最近の144MHzや430MHzの公園POTA運用は、第一電波工業のSG7900を多用しています。ツイートへの返信も多く、20年前から使用されているなんてコメントもあり、長くアマチュア無線愛好家の間で利用されてきた実績のあるアンテナであることを実感しています。
せっかくなので、他のアンテナとも比較しておくことにしました。比較対象は左からナテックのTA3710、ヤフオクで購入した ツインアストロプレーンアンテナ
、そしてダイヤモンドのSG7900です。
実験の仕方はショッピングセンターの駐車場から9kmほど離れた局との交信での信号強度を比較対象としました。双方、5Wの出力です。帰宅して調べたところ、2局間には六道山と呼ばれる丘があったため、距離の割にはSは弱かったと思います。周波数は432.96MHzです。
送信のSは受信とほぼ同じでしたので、受信結果だけお見せしますが、下記の通りでした。
TA3710 : 1
アストロ: 4
SG7900 : 2.5
意外にも、ツインアストロプレーンアンテナが良い結果をはじき出しました。ただ、430MHzはバンド幅が10MHzもありますので、もしかしたらたまたまツインアストロプレーンに良い周波数だったのかもしれません。と言うことで、この後に438MHz台でSG7900を試したところ、4.5をマークしたことを追記しておきます。
また、144MHzはTA3710とSG7900の一騎打ちとなりましたが、430MHzと同様の差となりました。
以上から、1本で144MHzと430MHzの両方に利用できる最強アイテムとしてのSG7900は間違いないと確認できたと共に、430MHzモノバンドであればツインアストロプレーンも善戦していることを改めて実感した次第です。