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IC-705ヒートシンク(改良)を試す (2021/1/4 15:23:26)
1月2日、3日近くの大年寺山からとニューイヤーQSOに参加、発熱対策としてIC-705に取り付けたヒートシンクの効果を確かめながら両日とも2時間ほど運用しました。
2日は大年寺山の山頂部公園から145MHzFMにて運用。あえてヒートシンクは取り付けず、付属バッテリーを外した状態で放熱しながらフルパワー10W(外部電源)にて交信を続けました。約1時間経過し、15局目あたりでTEMPメーターは紫色ゾーンとなったものの、そこからの上昇は緩やかで、結局約2時間で25局に交信いただき、レッドゾーンに至る前に終了としました。
3日は同じ大年寺山の東側公園から430FMと144MHzSSBにて運用。この日は少し改良したヒートシンクを装着。ヒートシンク裏にアルミテープを重ね張りし、バッテリースペースのアルミシャーシとの間に隙間が出ないよう密着度を高めてみました。
両バンドともフルパワー。はじめに430FMにて10局に交信いただきました。145MHzFMは周波数がほぼ埋まる盛況ぶりでしたが、430は連続して呼んでいただいたかと思うといったん途切れ、間をおいて再度CQを出してまた呼んでいただくといった感じでした。約1時間経過しTEMPメーターは青色4個点灯で止まったまま。続いて144MHzSSBにて、こちらも同様に連続して呼ばれたかと思うと後が続かず、それでもポツリポツリと10局に交信いただきました。この日は約2時間半の運用。TEMPメーターは青色4個点灯から上昇することはありませんでした。
両日とも気温1℃前後、いわば冷蔵庫の中で運用しているような状態で、雪の冷却効果が加わったかもしれません。運用状況も多少異なります。それでも1日目と2日目の違いは明らかで、ヒートシンク(改良)の効果が実感されました。着脱は自己融着テープを丸めたものを隙間に挟んでいます。あまりスマートとはいえないのですが、しっかり固定され問題ないようです。外部電源+ヒートシンク。この状態でしばらく使ってみることにします。
<430MHzプリンテナ>
430 MHzの運用は作ったばかりのプリンテナを使ってみました。受信のみ比較したところRH770よりも良く5/8λダイポールにわずかに及ばない、との感触でした。と言ってもさほどの違いではありません。気仙沼市固定局のCQが51で聞こえ、方向を合わせ呼んでみました(距離約95km)。コールサインのラストレターが取れないとのことで何度か送ってみましたが了解いただけず、交信に至りませんでした。パワーの違いもあるかと思います。機会をみて送信を含め試してみます。
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