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feed 遠くに飛ばすにはパワーか? アンテナ地上高か? (2021/1/12 23:32:16)

 

中学生で144MHzのアマチュア無線にデビューした当時、遠くに飛ばすためにはパワーよりもアンテナの地上高を稼げと教えられました。そんなわけでひどい時には長いポール3本をジョイント金具で連結してGPアンテナを上げてました。今思えばかなりデンジャラスです。

最近、FTM-7250Dというパワーを可変にできる無線機を手に入れました。パワーかアンテナ地上高かの差を確かめてみたくなり、晩酌中の某MH160局にお願いして実験してみました。

2局間の距離は10kmちょっとです。でも、我が家から某MH160局方面には20mほどの急な山があり、その後も50mくらい上る必要があります。つまり見通しではありません。実験周波数は435.56MHz。アンテナはヤフオクで手に入れた ツインアストロプレーン と第一電波工業の SG7900 の2つです。アンテナの地上高は2点の比較です。低いは2階の屋根を超えたあたりで、高いはそこからさらに2mほど上げた地点です。送信出力は5W、25W、50Wで比較しています。その結果が上の表です。送りのところにある数字が某MH160局で受信した際の信号強度です。無線機のSメーターには10個のSメモリがあるため、そのメモリの一番近い所を教えてもらいました。

結果は見ての通り、ある意味想定通りでしたが、自分なりに色々と気づきもありました。

・ツインアストロプレーンでは地上高を上げることが効果を発揮できませんでした。 以前、車上設置で好成績 をたたき出したのはアースが良い具合に効いていたからかもしれません。
・SG7900は地上高を高くした効果が大でした。低い地上高で50W出したものと同じ飛びを、アンテナを2mほど高くするだけで5Wでも達成しています。
・最後にSG7900を地上高高いのままで周波数を145.56MHzに変更してみたところ、信号強度が2倍以上に跳ね上がりました。やはり見通しではない2点間では144MHzの粘り強さが際立ちました。

ということで、やはりアンテナは高い所の方が良いわけですが、雷や台風の影響も受けやすくなりますので、ほどほどで楽しみましょう(笑)。
 


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