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Hermes Lite 2 - 2、SunSDR2との解読比較 (2021/1/15 1:32:35)
先ずはケースに入れましょう。
前後のパネル
アルミかと思ったら、薄い両面基板でした。
表は見たまんまですが、後ろの裏面は外部とのインターフェース用のパターンになっていました。
HR50リニアやPureSignal、汎用IOまで、思いつきそうな項目は網羅されているようです。
https://github.com/softerhardware/Hermes-Lite2/tree/master/hardware/enclosure/endcaps/kf7o/hl2_40b
これは楽しみです。
放熱用のシムは、マニュアルの通りキツキツでケース内面の塗装を削り、シムと擦り合わせてピッタリでした。
ナットを探していたらL型の板ナットがあったので、一緒に有った薄い銅板と重ねて・・・
多少は放熱の助けになるでしょうか?
しかし、後から考えると、コアに近いので出力に影響するかも知れません。
送信をチェックしてからにするべきでした。
ケースはピッタリでした。
ただ、LAN用のジャック、ハンダ付け時に少しズレていたたようです。
ごくわずかですが、電源ジャック側が干渉しました。
鑢で数回攫ったらギリギリで入りました。
なお、パネルの4隅のビスが皿螺子でした。元々のアルミ板ようだと思うのですが、飛び出してヘンなので有り合わせのトラス螺子を使ったのですが、バランス悪いですね。
LANケーブルを繋いだら、LEDのステータスは正常です。
IPアドレスを探すのに少し手間取りましたが、設定すると何という事もなく受信が始まりました。
周波数が10Hz程ズレていたので、14.075MHzで周波数とS9のキャリブレーションをしておきます。
寝る前に、ふと思いついて、7メガのWSPRをセットして床に就きました。
トラップバーチカル → 2分配器 → (7L4IOU) SunSDR 2 + ExpertSDR2 + WSJT-X
→ (JA7KBR) Hermes Light 2 + PowerSDR + WSJT-X
という構成です。
夜明けに覗いてみると、ずーっとこんな感じでした。
Hermes Light 2 (以下HL2)が、コンスタントに3dB負けています。
が、ふとしたタイミングで勝つこともあります。が、受信機ではなくパソコンが原因かもしれません。いずれにしても、HL2の完敗です。
しかし、確かに負けるのは仕方がないとしても、3dBは差が大きすぎます。
パラメータの設定か受信操作(ボリュームやAGCの調整)に問題がありそうです。
リモートで2~3時間いじって、14メガのWSPRを受信してみました。
途中で設定を少し変えましたが、ほぼ互角です。
また、SSGの最小レベル(-136dB)でも、AF出力のウォーターフォールは同じように見えていました。
WSPRのような信号では、ほとんど差が無いようです。
だとしたら、ザックリ12万円ほどで売られている「SunSDR2 QRPって何?」と言うことになってしまいます。 https://sunsdr.eu/product/sunsdr2-qrp/
しかし、心配には及びません、なかなかの貫禄を見せてくれる場面もあります。
今夕の
14 7
メガ、我が家のバーチカルでは良く見えませんでしたが、T6AAの出現でそこそこの混みようでした。
T6AAからの応答ピリオド
T6AAへのラブコール
この傾向は、午前中の14も全く同じでした。
例えば、HL2の12bitを新聞の粗い写真、SunSDR 2の16bitを週刊誌のグラビアに譬えると・・・
20人くらいの集合写真なら、粗い写真でもだいたいの顔が分かる。40人を超えると、グラビアのほうがはっきり見える。と言ったところでしょうか?
あくまでも、素人の思い込みです。