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iMUTO M5を使ってみる (2021/1/24 20:29:23)
珍しくアンテナ以外の記事を書いてみる、最近は山岳移動ではモバイルバッテリーにトリガーデバイスを接続が標準になりつつある
しかし6時間ローカルコンテスト参加まで考え無線機、PCの電源を考えるともう少し電源容量が必要だ
(24時間コンテストやハイパワー運用には自作の低コスト超大容量リチウム電源がある・・が重い)
ローパワーでのコンテスト参加へ向け、
検討を重ねてアマゾンで手軽に手に入るiMUTO M5を実験的に入手した。価格は11,000円前後で185Whの出力だ。
よく使用されるポータブル電源とモバイルバッテリーの1円あたりのWhとエネルギー密度(Wh/g)を比較してみたのが下表だ。
iMUTOは電源単価が一番低い(安い)そしてエネルギー密度もまあまあ。この表で購入を予定している電源と比較すると特徴が見えてくると思う。
容量Wh 値段(円) 重さg Wh/円 Wh/g iMUTO M5 185 11000 1500 16.8 0.12 6-Port Power House 252.7 19999 2500 12.6 0.10 RP-PB201 72.6 8000 420 9.1 0.17 BN-RB3-C 311 40480 3600 7.7 0.09 BL50TXs 153 48500 940 3.2 0.16iMUTO M5はUSBx3、12Vx2、19V(PC用電源)、そしてリチウム電池の直結ポート(初期12V-終値9V)も持つ。
自作?の昇圧DCDC電源は12.2Vへ昇圧型なので都合が良い
そしてポータブル電源としては無駄な100VDCDCが付いてないのも良い(オプションにはある)
[FT817をiMUTO M5で送信実験する]
アクセサリーとして各種電源用の変換アダプターも付属する。付属のケーブルと付属アダプターでFT817へ接続した。
[アクセサリー一式]
12V電源x2と書かれていたが実は11.8Vだったのが惜しい(FT817を騙して・・)負荷テストではFT817は自動的に2.5Wへ制限された
[青LEDが点灯しているのが12V出力ポート、右が19V出力、SWで出力ポートを切り替える]
[充電用ポートは20V2Aなのでかなり早く充電完了する、数字は充電率、LED点灯SWと電源SWがある]
FT817 2.5Wで3時間連続使用テスト(室温17°)を実施(送信8秒受信5秒)で100%→74%となった。FT817ならば6時間コンテストには十分使用できそうだ。
UHF関連コンテストでは氷点下または近いので性能が出るかが課題だが
他の電力消費も考えて2個購入しても2,2000円で3kgならばもう一個買いかな?