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<夏の1・2アマ試験は今年も「9月期」に開催>日本無線協会、2021年度の各級アマチュア無線技士国家試験スケジュールを発表 (2021/1/29 11:30:03)
公益財団法人 日本無線協会は1月28日、2021年度(令和3年度)の各級アマチュア無線技士国家試験の実施スケジュールをWebサイトで発表した。例年は「8月期」として開催されている夏の上級ハム国試だが、昨年に続いて今年も「9月期」になるほか、東京地区で行われている3・4アマ当日受付試験の開催回数が削減し、事前の電話予約が必要になるなど変更点が見られる。
アマチュア無線技士の国家試験は、公益財団法人 日本無線協会によって全国各地で定期的に開催されている。その2021年度(令和3年度)の実施スケジュールが1月28日に正式発表された。
◆1アマ・2アマ国家試験の開催地とスケジュール
1アマ・2アマ国試は例年、4月期、8月期、12月期に開催されているが、令和3年度は8月期がなく「9月期」の開催(試験日は1アマ:9月26日、2アマ:9月25日)に変更されている。これは当初予定から1年間延期された東京オリンピック・パラリンピック開催に伴う、東京地区の会場確保の関係とみられている。申請書の受付期間も従来の8月期とは異なるので注意が必要だ。
試験会場は各期とも例年どおり東京都、札幌市、仙台市、長野市、金沢市、名古屋市、大阪市、広島市、松山市、熊本市、那覇市の11会場だ。なお試験手数料および受験票等送付用郵送料は昨年から改定(1アマ:9,663円、2アマ:7,863円)されていることにも注意してほしい。
◆3アマ・4アマ国家試験の開催地とスケジュール
3アマ・4アマは昨年度と同じ試験地(全国23か所)での開催で、日程にも大きな変化はない。また東京地区で毎月1回行われてきた当日受付試験は開催回数が減り、4月、6月、8月、10月(ハムフェア)、12月、1月、2月、3月の8回となり、受験希望者は都度発表される期間内に事前の電話予約が必要になる。当日受付試験の定員は90名に制限され、4アマ試験は10時30分からの1回のみになる。当日の合格発表も行われない。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大状況によっては、今回発表されたスケジュールに変更が生じる可能性もある。受験を考えている場合は同協会のWebサイトに掲示される最新の案内を確認のこと。
●関連リンク:
・公益財団法人 日本無線協会
・令和3年度
第一級及び第二級アマチュア無線技士国家試験案内(PDF形式)
・令和3年度
第三級及び第四級アマチュア無線技士国家試験案内(PDF形式)