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feed ASTATIC 636L マイクアンプ (2020/12/26 15:35:30)
ASTATIC 636L マイクアンプ 

前の記事になりますが ↓

http://jr2jhg.livedoor.blog/archives/916661.html

この記事で実装したマイクアンプが故障し、増幅しなくなったとのことでお預かりしました。

IMGP0597

ASTATIC 636L 

ダイナミックマイクです。

ゲイン調整用ボリュームはオリジナルで実装。

IMGP0598

オーナー様自ら、周波数アップダウンボタンを増設したようですね。


IMGP0599

オシロスコープでみると波形はだいぶ弱いです。


IMGP0603

トランジスターを取外しました。


IMGP0602

テスターで調べてみると、hFE=214と表示されました。

壊れてはいないようですが、新しいトランジスターに交換しました。

IMGP0601

アンプのテスト中です。


IMGP0607

増幅度も回復しました。

たった1石のトランジスターアンプですが、歪みもなくキレイなサイン波です。

IMGP0609

オーナー様が増設した周波数アップダウンボタンです。

整形して再取り付けしました。

IMGP0605

組み立て。


IMGP0611

ダイナミックマイクも、さすがはASTATIC製です。

まさにダイナミックな音声を聞かせますね。

IMGP0612

アンプの配線図です。

部品点数は少ないですが、十分なクオリティーとパワーが出ます。 とても小型です。

電圧の自由度も高く、乾電池1本の1.5Vでも動作するのでマイクに仕込んでみてください。

ゲイン調整用200ΩのVRは、カットアンドトライで100Ωなど良い感じになる固定抵抗にしてもOKです。

C1の1ufを10ufに容量アップしてゆくと低域が改善されます。
C1はC2より大きい容量でないと意味がないとも言えます。
C1は無極性コンデンサーです、極性+-のある電解コンデンサーを使う場合は極性を逆にするなど音が出るほうにしてください。

マイクアンプFCZ

コンデンサーマイク(ECM)を使う場合は、ファンタム電源用 R3 2.2kΩ の抵抗を追加してください。


マイクアンプFCZ(ECM)

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