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feed RJX-601 調整 (2021/2/3 0:50:21)
RJX-601 調整のためお預かりしました。

電源投入時のテストでは送信・受信ともOKであり動作品でした。

IMGP0891

電源電圧の調整。

13.5Vの入力にて、

IMGP0898

電圧が8VになるようにVRを調整。


IMGP0892

BATTチェックのメーターが+40dBを指示するように調整。


IMGP0895

キャリブレーションの調整。

RJX-601にはクリスタルが3個使われています。

X1 21Mhz
X2 29Mhz
X3 21.455Mhz

本来は50Mhzにおいてキャリブレーションを取るのがデフォルトなのですが、FMの51Mhzになるに従いダイヤルの読みが合わなくなってゆきます。
キャリブレーションを51Mhzで取れるようにするたには、X2の29Mhzのクリスタルを30Mhzに交換する改造が知られています。

本機は対策すみで、30Mhzのクリスタルが装着されていました。

IMGP0907

51Mhzでのキャリブレーションです。

白線が中央になるように調整。

IMGP0905

FMのナロー化。

15Khzから→→5Khzへ

セット内部に添付されているシリアルナンバーの末尾がA〜Gの場合
抵抗R14(4.7kΩ)を68kΩに交換する。

シリアルナンバーの末尾がH以降の場合
抵抗R14(6.8kΩ)を取り外す。

本機はボディー横に穴が開けられています。

IMGP0910

穴の開けられた場所の裏側にシリアルナンバーが添付されていました。

危機一髪です。  シリアルナンバーの末尾はHであると判明しました。

IMGP0911

よって、本機はR14の取外しということになります。

取外し。

IMGP0912

基板裏側、R14を取外した状況。

赤丸の右横にあるカバーの付いた抵抗はR150(68kΩ)です。

IMGP0908

R14取外し。


IMGP0909

Sメーター・ダイヤルの照明をLED化しました。


IMGP0899

点灯確認。

電球色のLEDです。

IMGP0902


IMGP0905

ロッドアンテナにおけるSメーターの感度を改善。

50pF前後のコンデンサーを取り付け。 よく振れるようになります。

IMGP0915

カバーを止める「ナイラッチ」が破損していました。

ナイラッチが無くなっている場所もあり。

IMGP0913

タキゲンのナイラッチです。

交換しました。

IMGP0914

周波数。


IMGP0903

出力。

ハイパワー 2.5W

IMGP0920

ローパワー 1W


IMGP0919

ハイパワー送信時の電流。

0.71A

IMGP0921

スプリアス 良好


IMGP0917

受信感度。

ー109.1dBm (SINAD)

IMGP0916

AMの変調が良い無線機です。

VFO式はいいですね、正確なゼロインができます。

IMGP0922


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