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リモート環境実験 + TT8SN HRD 21MHz FT4 (2021/2/27 22:47:48)
ここ数日、リモートから自宅の設備を運用する実験を行っている。
私のメインリグはTS-480SATなので、無線機本体と操作パネルの間のケーブルをインターネットで代替してくれる「RRC-1258mkII」の利用がまず思いつく。しかし最近はFT8の運用機会が非常に高いので「RRC-1258」ではFT8に対応できない。
ということで、まずPCのリモートデスクトップ環境を作ってみた。
<構成>
①PCの遠隔電源投入:フリーのWake on LANのアプリを利用
②リモデのソフト:Chromeリモートデスクトップ
③無線機の制御 :KENWOODの純正ソフト(ARHP-10、ARCP-480)
方法としては①でPCの電源を投入し、②で自宅PCの画面を手元のノートPCに引き込み、③で無線機を操作する、という算段。
今日の日中、庭に停めた車に乗り込んで自宅からのWifiが届いていることを確認し、①②③の順番で実行、そのあとWSJT-Xを起動すると確かにFT8の運用ができる。
少し難しいのがALCのメーターが振れないように音声入力を調整することで、KENWOOD純正ソフトのALCメータの振れをどの程度信用したらよいか分からなかったので、今日は結局リグの前に置いた携帯と車に持ち込んだ携帯の間をLINEのビデオ通話でつなぎ、操作パネルを見ながらやることで調整できた。
ちょうど21MHzのFT4でTT8SNが出ていて、パイルに参戦してみたが、入感が安定せずQSOはならなかった。強いときは-10くらいで入感するのだが、シーケンスが進むにつれ-17、-21と落ちていき、2,3回入感のないタイミングもあり、呼ぶにしても散発的になってしまった。できていたらATNOだったのだが。これからしばらく良いシーズンだと思うので、ガーナの9G5FIみたいに毎日出てきてくれないだろうか。