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link JHGのブログ JHGのブログ (2024/4/2 15:35:47)

feed Hansen FS-300H calダイヤル不具合 (2021/3/1 13:23:59)
Hansen FS-300H calダイヤル不具合のためお預かりしました。


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カバーの取り外し。


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分解。


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SWRの calダイヤルが不具合にて、調整がフラフラして定まりません。

ボリュームのカーボン抵抗帯が寿命です。

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50KΩ Bカーブのボリュームが不良です。

シャフトが長いタイプですが、このタイプはなかなか売っていません。

接点復活剤をかけたようで油でベタベタしています。

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油が垂れた跡ができるくらいです。

拭き取りました。

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シャフトが短いタイプしか無く、これを加工するしかありません。

Linkman製、50KΩ、Bカーブです。

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ドリルにてガイド穴を開けます。


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ガイド穴を徐々に大きくしてゆきます。

真直ぐに開けるにはなかなか難しいのです。

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スペーサーネジです。


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シャフトの継ぎ足しです。


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長さOKです。


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取り付けました。


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較正のやり方は次のとおりです。


Screenshot

調整は各トリマーにて行います。


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FT-757にて実施しました。

7MHz

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出力100Wの指示を確認です。


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SWR値の較正です。

100Ωのダミーロードはありませんので自作品です。

1kΩの酸金抵抗を10本並列にしたものです。

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トランスオイルを冷却液にすれば、連続100Wでも大丈夫です。

トランスオイルなどの電気絶縁油は、シリコンオイルなら使えると思います。

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50Ωのダミーロードを油冷却にすれば100WでもOKです。


IMGP1100

小型のダミーロードはそのままだと100Wは厳しいです。

調整には10秒くらい必要なときがありますので煙が出てしまいます。

IMGP1101

50Ωにて SWR 1.0 を指示したら、

100Ωにて SWR 2.0 を指示するように較正します。

出力は100Wにて実施です。

IMGP1114

calボリュームの動作も良好です。

較正終わりました、使ってみてください。

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