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<パソコンやスマホで利用可能>ライセンスフリー無線ファンのための「コールサイン検索データベース」が登場 (2021/3/3 12:05:59)
合法CB無線(市民ラジオ)、特定小電力無線、デジタル小電力コミュニティ無線、デジタル簡易無線登録局は、特別な資格を必要しないライセンスフリー無線として人気を集めている。これらの無線ではアマチュア局のようなコールサインは総務省から発給されておらず(かつて27MHz帯の市民ラジオでは発給されていた)、ライセンスフリー無線を楽しむ愛好家(通称“フリラー”)は、各自が自由に決めているのが現状だ。今回、Webサイト「文字通りアマチュアによるアマチュア無線」の管理者である“くま吉”さんが、ライセンスフリー無線のための「コールサイン検索データベース」を作成し公開を開始した。くま吉さんは、「新規に始める方は他局と同一のコールサインにならないように、すでにコールサインを決めて運用している方はコールサインを周知させるために、このデータベースを活用していただければ幸いです」と案内している。
2021年2月19日にオープンした「ライセンスフリー無線コールサイン検索データベース」は、アマチュア無線家である“くま吉”さんが開設しているサイト「文字通りアマチュアによるアマチュア無線」で公開されているWebツールの1つ。
サイトにアクセスして「コールサインを登録する」をクリックすると、コールサインのほか、使用無線機(市民ラジオ/特定小電力トランシーバー/デジタル簡易無線/デジタル小電力コミュニティ無線)を複数選択でき、運用地の都道府県&市区町村の登録が自由に行える。
以下のように、管理者のくま吉さんは説明している。
コールサインは識別符号であるため、唯一無二であり、コールサインと運用者が紐づけられる必要があります。しかしライセンスフリー無線において現在はコールサインを付与されるわけではなく、コールサインを自分で決めることになります。
そのため、ほかのフリラーの方と同一のコールサインを使用してしまう可能性があります。
ライセンスフリー無線を新規に始める方はコールサインを決めるにあたって、ほかの人が使ってないコールサインを決める必要があり、既にコールサインを決めて運用している方はほかの方が同一のコールサインを使わないよう、日常的に運用し交信し多くのフリラーにコールサインを知ってもらう必要があります。
しかし、すべての方が日常的に運用できるとは限りません。人によっては登山・キャンプの時のみ運用しているという方もいらっしゃるかと思います。
まだコールサインを決めていない方はほかの人と同一のコールサインにならないように、すでにコールサインを決めて運用している方はコールサインを周知させるために、このコールサイン検索データベースを活用していただければ幸いです。
●ライセンスフリー無線コールサイン検索データベースの紹介(くま吉のアマチュア無線ちゃんねる)
※画面をクリックすると動画がスタートします。
●関連リンク:
・ライセンスフリー無線コールサイン検索データベース(文字通りアマチュアによるアマチュア無線)
・文字通りアマチュアによるアマチュア無線
・ライセンスフリー無線コールサイン検索データベースの紹介(YouTube)